第24回定期総会が開催されました
6月23日(日)、新横浜の伊藤研修センターにて第24回定期総会が開催されました。朝から雨の降るなか、100名あまりの会員が一堂に会しました。
会場にはお子さんを連れた会員の姿もあり、また、議決の際には温かい拍手に包まれるなど、終始和やかな雰囲気で進行されました。
今年度の総会は全2部構成により開催され、前半の1部では、第1号から6号までの議案について議決が行われました。
特に印象に残っているのが第1号議案です。第1号議案は「2023年度の事業報告書の承認」で、各事業の昨年度の活動実績について浜田理事よりご報告いただきました。
どの事業も、中期計画「2歩先へ!」で示した三本柱である「産前産後支援 ケア×サポートの連携」、「両立支援 地域からの応援体制」、「福祉×教育の連携」を実現するため、一丸となって取り組んできたことが報告内容からうかがえました。
専門職や地域との連携、土曜日や夜間におけるサービスの実施、支援に関する情報提供、幅広い世代間の交流など、各事業が子育て家庭を支え、見守ることを目指し続けた1年間だったと感じます。
また、第6号議案では、役員改選議案の決議が行われました。
大変残念ながら、宮田光明理事がご退任されることとなり、これまで長い間びーのびーののためにご尽力いただいたことへの感謝の気持ちを込めて、奥山理事長より花束の贈呈が行われました。
一方、今期より、どろっぷのスタッフである大槻智子さんが新たに理事に着任することとなります。着任のご挨拶は、どろっぷ開設当初から運営に携わってきた強い思いが伝わるお話で、聞いていて胸が熱くなりました。
第2部では、事業報告、25周年プロジェクト紹介などが行われました。
事業報告は、各事業が作成した動画により昨年度の取り組みが紹介され、それぞれの現場の雰囲気や温度感の伝わる素敵な報告でした。
なかでも、ちいさなたね保育園の動画で園児たちが歌を歌う場面が放映されると、その愛らしい姿に会場の皆さんの表情からは自然と笑みがこぼれ、視線はスクリーンに釘付けになりました。
また、びーのびーのが来年NPO法人設立25周年を迎えるにあたり、25周年プロジェクトの準備が進んでいます。総会では、プロジェクトの進捗状況やイベントの実施予定について、担当チームから紹介がありました。25周年に向けて法人一体となって盛り上がっていこうという熱量が伝わりました。
なお、この担当チームの名称が「ヴァンサンカン」であることもこの場で発表されました。ヴァンサンカンは、フランス語で25歳を意味する言葉。まだまだ未来に向かって翔ける若さとパワーを思わせる、25周年プロジェクトにぴったりなチーム名です。
チーム「ヴァンサンカン」の今後の活躍へ期待が高まります!
総会を通して改めて感じたことは、びーのびーのの運営が多くの方々に支えられているということです。
びーのびーののホームページの基本理念には、「地域とのつながりによる『みんなで子育て』の実現」という言葉があります。まさにこの言葉のとおり、びーのびーのの職員やスタッフだけではなく、そこに集う地元の方や専門職の方などの力を借りて、日々事業を実施しているのだと感じました。
また、かつては利用者だったパパ、ママや子どもたちがスタッフとして再びびーのびーのの一員となることがあります。子育て期を終えた後も続いていくこのようなご縁にも支えられ、今日までの歩みがあるのだと思います。
本年は中期計画最後の1年であるとともに、前述のとおり来年には25周年を迎えます。今後も、子どもや子育て家庭とともに歩み続けたいと思います!
地域remixスタッフ 関