よこはまプラチナ大学院スタート
この度、TIS×日本NPOセンター協働事業「安心安全なデジタル環境づくり助成金」を受け、「よこはまプラチナ大学院シニアITコース」を開催することになりました。「スマホで予約をして、お出かけしましょう!」というコンセプトで、単なるシニア向けスマホ勉強会ではなく、自分でスマホを使って予約してイベント・美術館・映画などに行けるようになるために、仲間と一緒にスマホの操作を学び合う内容です。
スマホの使い方を知ることで、暮らしの楽しみの幅が広がります。また、楽しみが増えると健康も向上します。みんなで楽しみながら学ぶ場にしたいと思っています。
「大学院」というネーミングにしましたので、代表は「学院長」、参加費は「授業料」、勉強会は「講義」という言葉を使い、ちょっと遊び心を取り入れています。主旨にご賛同いただき、以下の方々に企画段階からご協力いただいています。
アドバイザー:港北区社会福祉協議会会長 川島武俊さん
学院長:医療法人社団やまと やまと診療所日吉院長 阿部佳子さん(法人理事)
講師:デジサポトライセブン 小林富夫さん
講師サポート:code for kohoku 斎藤百合恵さん
サポートメンバー:フリーペーパーえがお 編集長 本間克之さん、code for kohoku 江口知佳さん他
告知協力:NPO法人 ナルク東横浜(ニッポン・アクティブライフ・クラブの略称)代表 荒川竹男さん・事務局長 川島 弘さん
11月18日(土)に港北区社協会議室において、開講式を行ないました。
まず、アドバイザーの川島武俊さんからご挨拶いただき、みなさんで楽しみながら参加してくださいとエールを送っていただきました。
学院長阿部先生からは「趣味・余暇を楽しむことと、健康の向上について」お話しいただきました。
専門家のお立場から楽しむということが健康にとてもよいという研究結果が出ているというお話や、この講義で学んだあとは一人でスマホの操作ができるようになったと自信を持って言えることを目指してみんなで学び合いましょう。同じ目的で集まった仲間でスマホで予約して一緒にお出かけしましょうとお話しいただきました。
講師の小林さんから講義の概要についてのお話がありました。
小林さんは「地域福祉交流スペースCOCOしのはら」で開催しているスマホ講座や大豆戸地域ケアプラザでのシニア向けスマホ講座の講師もされています。
その後、講師サポートを紹介し、講義では毎回講師の小林さん以外に、わからないことをすぐに聞けるサポートスタッフがいるので、安心してご参加いただけることをお伝えしました。
参加者のみなさんの自己紹介では、航空券や新幹線の予約を自分でできるようになりたい、映画のチケットを予約できるようになりたいなど、みなさんとても意欲的によこはまプラチナ大学院にご参加いただいていることがわかりました。そして、このような交流する場ができることを楽しみにしてくださっていたので、毎回集まることを楽しみに、また参加してよかったと思っていただける内容にしたいという思いをさらに強く感じました。
講義は地域活動にご理解のあるオーナーさんのご協力により、菊名駅東口近くにあるカフェ・ル・トロンをお借りして開催する予定です。カフェ・ル・トロンは平日11:00~17:00カフェとしてどなたでもご利用できます。
よこはまプラチナ大学院シニアITコースは12月から3月まで毎月1回の講義、4月と6月にお出かけイベント(おでかけ先はみんなで決めます!)、お出かけイベントの翌月にはイベント振り返り勉強会、そして、9月に修了式を行ないます。参加者のみなさんも企画運営するスタッフも楽しい時間を持てるようにと思っています。
(地域remix 石原里美)