音楽の街、アンセム
こんばんは、瓶宮です。
ギリギリ月1更新を攻めていく!
今月は好きなバンドが新譜出したりライブやったり展覧会やったりしたので、そのことについて思い出していきます!
①Oasis展
今年、再結成を果たしたイギリスのバンド、Oasis。彼らの30年の歩みとして、実際にライブで使用していたギターや表紙になっている雑誌、ノエル兄貴の直筆歌詞ノートなどを見せてもらえるらしい。
しかも、会場では展覧会限定のプレイリストを聴きながら回れるという、バンドの展覧会ならではの試みもあり……。それって最高じゃん!?オアシスにどっぷり浸かってまいりました!
この特別展の名を冠している「リブ・フォーエバー」というのは、彼らの1stアルバムに収録されているザ!ロックアンセム!な曲です。展示を通して、オアシスが、ひいてはソングライターであるノエルがこの曲を本当に気に入っていて、大切にしているんだなと思いました。というと、展示されているインタビュー映像の中で、こんなふうにノエルが語っていまして。
「この曲は若い自分たちに向けてこれからの輝かしい未来を歌っていた。だが、今は歌っているとまた違うものを感じる」
30年というロックバンドとしては長いキャリアをもつオアシス。彼らの再結成には当時のファンだけでなく、若い人々も数多く歓喜の舞を踊ったことでしょう。リアタイ世代も新しい世代も関係なく魅了し続けるオアシス、それはまさに「永遠に生き続けるんだ」と歌うLive Foreverとも重ねられることができませんか!
きっとノエルが感じた違うものとは、この曲自体がアンセムとして「永遠に生きていく」感覚なんだろうな、と思いました。自分がうくったものがそのように愛されて永遠に生き続けていくこと、全クリエイターの理想すぎるかもな……。
この展示で、この曲がもっともっと大好きになりました!ありがとうねえ👊
②CITRUS CURIO CITY/フレデリック
みんなーー!フレデリックの新譜がでたぞーーー!!
この盤、全部よくない?
トレイラーがYouTubeにあがってまして、そこに「昔のフレデリックの曲調を思い出す」ってコメントがちらほらついていました。で、実際聴いてみたら、煌舟とかsayonara bathroomとか、あの感じなんですね。特に今思いだせるのはディスコプール。
あのときの曲調がグレードアップ+今のフレデリックの力強く駆け出していく感じがめ〜〜〜っちゃくちゃいい塩梅でブレンドされていて、ビリビリ痺れてしまった。
アルバムタイトルも「CITY」ってついてていいわね〜。以前、ライブMCかで「みんなが逃げてこられるような場所をつくりたい」と言っていた。それは曲名にあらわされる「逃避行」で「きみとばっくれたいのさ」、もはやネットを1週間触っていればだれもが知っている「オドループ」でさえ「ダンスホールで待ってる」と歌われています。
そして今回!満を持してこの新譜があらわれた!
このアルバム自体が逃げ場所となり、これを聴く者はだれでも音楽の街にいてもいいんだからね、と手を取ってくれているようで嬉しい……。
私は「煌舟」がお気に入りです!
③パノパナ独立1周年おめでとう
先日、11月22日でPanorama Panama Townというバンドが独立1周年を迎えました!めでたい!
もともとメジャーレーベルに所属していたのですが、そこから独立ということで、彼らなりに不安が大アリだったみたいです。大きなサポートがなくなってしまうのですから、ライブに来てくれる人いなくならないかな?とか、曲だしても思うように届かなくならないかな?とか、いろいろあったんだろうと推測しますが、そこからとりあえず1年!バンドとして生き残ったんだから、ばんばんざいですね!
ということで、独立1周年おめでとうライブに駆けつけました✌️
パノパナの一番の魅力って、曲がライブの回数を重ねるごとに、さらに進化していくところだと思います。
他のバンドもたいていそうだろ!って感じなんですけど、何せ彼らはライブやりまくりなので、1曲に対する演奏回数が半端なく多いんですね。そりゃ、いろんなアレンジを試したくなります。そうして、この曲が最も輝くにはどんな演奏をすればいいかみたいなところが磨かれていく……。
私はFacelessという曲が大好きなのですが、この曲も例に漏れず。
曲間の繋ぎもまたライブの醍醐味です。DJとかを想像してもらうと繋ぎが何かが分かりやすいかと思います。
このライブでは、電撃がバチバチ響くような轟音で繋ぎが展開され、緊張感の連続した空間がつくられており……(音の出し方で場の空気感を変えられるのがおもしろい)。そっから音が抜け、一瞬の静寂の中でギターリフが走る!これこそ「Faceless」の最高の見せ場じゃんね!とビリビリ痺れました。
そういう感じのを2時間たっぷり見せてくれて、大満足でございました。
こちらもバンド名に「Town」と入っており、MCにて「Townが入っていてよかったと思うことが最近ある」と話していました。やっぱり音楽って居場所をつくってくれる一面も絶対あるよな〜と思いました。独立した彼らのレーベル名は「ニュー紳士街」で、次に出るアルバムも「SHINSHIGAI」と街づくりへのやる気がすごすぎる!
フレデリックも、パノパナも、いろんな形・性格をもった街がたくさんあっていいんです!いっしょに集まり、繋がりながら暮らすことがひとつの幸せなんだと思います。私たちは孤独だけれど、孤独の中で得た音楽を通して繋がっていくのだ!
オアシスも行動面がヤンキーすぎるだけ(ライブ中に隠れてキメてた過去あり)で、歌ってることは愛とか夢とか普遍的なことだもんね……!(震)
みんなも好きな音楽を愛でよう!繋がろう!きみの街はどんな感じ!?