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育児中の赤ちゃんの痙攣、泣き止まない夜泣き

サイトメガロウイルスの脅威は無くなったものの、漠然とした不安と、障害があっても育てるという覚悟のついた冬。

2016年冬に無事出産し、私は母になった。

私は陥没乳頭という乳頭が凹んでいる体質で( 妊娠してから知りました。誰も言わないもんね・・)授乳が難しいと言われていたにも関わらず、3日目には赤ちゃんが上手に吸ってくれるようになり、ジャンジャン母乳を生成することにも成功し、後陣痛で悶えながら、慣れないおむつ変えと睡眠不足に悪戦苦闘。
赤ちゃんは、産後すぐに視力や聴覚などの検査を受けることができ、問題なしの結果をいただいた時には、部屋に戻るエレベーターでひとり泣いた。

本当によかった・・
でもなんだろう、何かある気がする・・

実家には帰省せず、私と主人と、時々主人のお母さんがお世話をしに来てくれる日々が始まった。
出産時年齢は32歳だったが、服飾の専門学生だったので、卒業に向けて課題をこなしたり、休学していた分のテストを受けたり、資格テストの勉強をしたり、新生児のお世話と同時進行で朝も夜もなく動き続けていた。

息子は手のかからない子で、授乳さえすれば、すぐ眠りにつき、起きていても特に反応もなく(笑うこともない)、寝る、飲む、おむつ替えの日々。

3月に学校を無事卒業して、息子も3ヶ月になろうかという頃。
それは突然始まった。

夜、泣き止まない。

授乳中に痙攣する。


夜泣きが始まったのだと理解していたが、1時間、2時間、3時間・・
何をどうしても眠らない。
身体中を真っ赤にして喉が潰れるんじゃないかというくらい泣いて、泣いて・・あやしても、歌っても、何をしても泣き止まない・・
授乳すると一旦は落ち着いても、また泣いて、また授乳する・・
泣きすぎて授乳できないことも多くなっていった。
1歳で断乳したが、ひどい夜泣きは3歳くらいまで続いた。

それでも夜泣きが続くのは1週間程度で、その後少し眠ってくれる日々があり、また夜泣きが続く・・の繰り返し。
彼には何かしらの周期があることを、この頃から感じていた。

その当時は主人の母から、主人もひどい夜泣きが3歳くらいまで続いたという謎の立証があったので、そうゆうものなんだなーと泣きたいだけ泣かせていた。
( 当時は賃貸マンションだったので、近隣の方のご理解の上成り立っておりました。感謝感謝です。)



そして1番困ったのが、痙攣。

授乳中が一番多く( じっとしているからよくわかるだけかなーと思っていた)、週に1回程度の時もあれば、1日3回、4回の時もある。
痙攣だと感じたのは、まず体が硬直して、手や足の末端が震え始める。
その後体全体が震えて、最後は弛緩する。

同じ時期に出産したママ友にも聞いてみたが、おしっこ出る時のブルブルでは?と言われたが、全く違った。
ネットで検索すると、舌を噛まないように何か口に、とか、声をかけるとか、対策もよくわからず、解決策はなかった。
かかりつけの病院に相談しても、痙攣の様子を携帯で撮影して、と言われるだけだった。
何か変なのに、原因がわからない不安。
とにかく撮影し続けて、2ヶ月ほど経った時、やっと脳波の検査をしましょうと言われた。

眠っていないと脳波がとれないと言われ、寝不足にするために私も寝不足になった。
フラフラしながら大きな病院へ向かい、脳波の測定とMRI検査を受けたが、結果が出るまでしばらくかかるという。

その間でも痙攣は起きていた。
先生に対処法を聞くと、

  • 舌をかまないように、といって口に何か入れてはいけない。逆に誤嚥に繋がるので、衣服を緩め、呼吸が楽にできるようにする。

  • 発作中、まわりの危険な物(ストーブ、やかん、刃物、つくえなど)を遠ざける。

  • 部屋をやや暗くし、そのままにしておき、発作が治まり眠ったら静かにそっとしておく。


とにかく何もしないこと。
声をかけても本人はそれどころじゃないし、意識の有無もわからない。
危なくないよう見守ることだけ。
10分とか痙攣が長く続く場合は、脳に酸素がいかなくなってしまうことがあるから、その時は救急車呼んでね、と付け加えられた。

救急車・・乗りたくないな・・そう思っていた矢先。


乗ることになります。

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