猫用ドライフードの自動給餌(IOTの場合)
猫を飼い始めて一番困ったのは、餌やりでした。トイレの砂は、外出があっても朝に取り換えて行けば良いですし、複数のトイレで対応する事もできます。
ただ、ごはんは朝夕分と置いたとしても、猫は朝にちょっと量が多いなくらいの気持ちで食べちゃうんですよね。
在宅ワークが減り、餌やりの問題を考え、自動給餌を導入しました。現在我が家で使っている自動給餌は2種類あります。ユアサプライムズさんのものと、ドギーマンさんのものです。今回はユアサプライムズさんの「スマートペットフィーダー もぐもぐ当番」について書きたいと思います。
もぐもぐ当番について
販売元はユアサプライムズさん、ユアサ商事さんの関連会社みたいです。商品名に「スマート」という言葉がついている通り、Wi-Fi必須のIoT機器となります。スマートフォンアプリに機器を登録する際、スマートフォンをWi-Fi環境に接続し、そこから機器の登録を行う必要があるので、Wi-Fiは必須になるかと思います。スマートフォンをテザリングしての対応は試していません。どこかで時間が取れればやってみたいとは思います。
機器の見た目
電源は乾電池かACアダプタからの供給となります。ただ、Wi-Fiの設定時はACアダプタ必須となっているので、乾電池は停電やブレーカーが落ちた際等の緊急時に対応するものと考えた方がいいかもしれません。
床に直接置いてしまうと、猫がかなり首を曲げて食べる事になってしまうので、キャンプ用のミニテーブルで高さを出しています。トレー部分にもう少し高さが欲しかったですが、猫以外の動物と考えると、汎用性もあって良いのかと思いました。
上部はクリアパネル
蓋部分はクリアパネルとなっており、餌の状況が一目でわかります。ただ、我が家で使っているカリカリ、少し滑りが悪いため、最後の方は蓋を開けて整えてあげる必要があります。
Smart Lifeアプリ
給餌のスケジュールは、Smart Lifeアプリから行います。多分ですが、本体にボタンや液晶はついていないので、このアプリからしかできないと思います。我が家のスマートフォンはAndroidですが、iPhoneも対応しているとの事です。
アプリをダウンロードしたら、機器の設定です。アプリを起動し、もぐもぐ当番を再起動したら、アプリからデバイスの追加を行います。説明書を見ると、もぐもぐ当番起動から3分しか猶予がないみたいです。間に合わなかったら再起動して始めからですね。追加すると、こんな感じで接続済みの機器として表示されます。買った当時の記憶が定かではないのですが、アカウント登録も必須になるかと思います。
登録が終わったら、登録した機械をタップすると、設定画面が出てきます。ここからスケジュールや餌の量を設定します。
使ってみた感想
IoTならではの利点
本体の仕様をきちんと調べたわけではないので、あくまでも憶測となります。おそらく機器にNTP機能が備わっており、時間がずれる事はありません。1年以上運用していますが、7時と18時ぴったりに餌が出てきます。別で使っているドギーマンさんの機器は1か月くらいの運用で1分くらいずれが生じてしまうため、時計の調整が必要ないのは助かります。
おなかが空きすぎて、餌くれモードになった時も、スマホから給餌が行えるので、そこも便利です。
気になる部分
使っているうえで気になる部分は、電源が入ると給餌の時になるのと同じ音が鳴ります。コンセントの差し替えとかでアダプタを抜き、再度差し込むと、給餌時のお知らせ音が鳴るので、猫が餌モードになっちゃいます。ここは音を変えてほしかったです( ;∀;)
後は機械の形状。重心はもう少し低くして欲しかったです。うちの忠勝ですが、この体勢からおもいっきり後ろ側を引っ張り、機械をひっくり返しました。流石に大きな音が鳴ってビビりましたが、それでも床に散らばったカリカリはしっかりと食べていました。
おなかが空いた時には、ひっくり返しを試そうとしますが、怒られるとこんな感じでごまかします。飼い主はちょろいですね。おなかをもふらせてもらって許してしまいます。
最後に
自動給餌は長時間の外出があるような場合、あった方が良いと感じています。うちは基本ドライフードになるのですが、ウェットフードが主体となるような場合は、保冷等も考える必要が出てくるかと思います。
しかしIoT機器については、少し導入が早すぎたと思う部分もあります。アプリの仕様を調べていないので正確ではないですが、NTPを行っている等を考えると、機器から外部への通信は行っているものと思われます。(設定もサーバ側に持っているのであれば、定期的に設定を確認、更新があればアップデートという動きをとるかと。)
現時点では、家庭のネットワークもセグメントを切り分け、IoT機器とPC等のデータが入っている機器は別環境で管理できるような仕組みが必要だと思いました。