細川庭園の紅葉と永青文庫
ほとんどアクセスもなく、めったに自分でログインもしないこのnote。
京都旅行の懐石料理が好評だったので、その路線でたまに投稿してみようかなと考えています。
11月29日、文京区の細川庭園で紅葉鑑賞をしてきました。
昨年はライトアップされた夜に行ってきたので、今年は昼の紅葉狩りです。ここは池に映る鏡像の美しさで知られます。色づきは今ひとつに感じましたけど、青空の下、のどかな時間が流れていました。
1年前の夜の写真も一緒にアップしておきます。「ひごあかり」の名称で、松の雪吊りや、竹あかりが幻想的でした。
やっぱり夜の写真はスマホじゃダメですね。こんなはずじゃない、という写真ばかりです。じゃあ、なぜ載せた。
細川庭園というのは、もともと熊本(肥後)のお殿様・細川家のお屋敷だったところです。庭園の高台にある永青文庫では、細川家が所蔵する貴重なお宝が公開され、この日は絵巻がたくさん展示中でした。
工芸品や絵画のお宝もあるのかなと思ってのぞいてみたら(一般1000円)、ワンテーマの展示のようで、期間によって展示物をガラリと変えるようです。名前は「永青文庫」でも、こじんまりした博物館です。
絵巻に関しては基礎知識も何にもありませんが、あれは横スクロールのマンガなんだろうなあという感想を持ちました。
短い言葉だけが添えられ、絵で楽しませる。日本が世界に誇る漫画文化の元祖というか、源流です。鬼が出てくる寓話のような内容とか、御伽草子の嫁比べの様子とか、源平合戦とか、たぶん当時の流行漫画だったんだろうなと思います。