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おじぼっち、コモドドラゴンを見に行く

達人ぼっち

　名古屋の東山動物園へ行ってきた。コモドドラゴンを見るためだ。

　というのは半分だけ本当で、観たいコンサートがあったから名古屋に遠征し、そのついでに名古屋まつりを観て、さらにそのついでに東山動物園に寄ってきた。名古屋城や、科学館も巡ってきた。
　名古屋まつりは、からくり人形を乗せた山車が市内を練り歩き、栄の交差点で停まってパフォーマンスを繰り広げるパートだけ観た。何百年も前から続く行事らしい。その割に初めて知った。

　動物園の話題だった。たくさん写真や動画を撮ったから、まとめて載せておこう。
　まずはコモドドラゴンの動画。「行列して見たのに、全然動かなかった」という感想も多い中、ラッキーなことに動くオオトカゲを見られた。

　あとになれば、もっと寄りで撮れば良かったと思うけど、普段、動画は撮り慣れていないもので、これで十分だ。
「ご覧になった方は、立ち止まらず奥までお進みくださーい」という声も入っていて、大混雑の状況がよく分かる。一番いい場所でずーっと動かずにカメラを構えている輩がけっこういた。

　フクロテナガザルも動画を撮った。ひときわ大きな声で吠えていた。

　あとは写真。スマトラトラと目が合った。

　ユキヒョウは檻越しでも、凛々しくて、カッコいい。

　アシカも、いい構図の写真だ。２枚目はチューする瞬間で、真ん中の奥のほうにそびえるのはスカイタワー。

　コアラは相変わらず人気。せっかく樹から樹へジャンプする瞬間の動画を撮ったのに、前の人の頭や横顔の映り込みが激しいのでアップできない。

　コアラと言うと、あんまり動かないイメージなんだけど、ここのコアラは活発だった。たくさんいた。コモドドラゴンと並んで看板らしい。日本で初めてコアラが来たのがここ東山動物園で、1984年10月25日のこと。もうすぐ40周年記念を迎えるという。

　黒いジャガーが水中を泳ぎ、遊んでいるレアな動画（？）も撮れたのに、ガラスの反射に知らない人の顔がたくさん。写真なら簡単にぼかしたり、加工できるけど、動画は消したいパートだけ加工するのが大変。ジャガーが当たり前のように泳ぐのは、初めて見た。

　調べてみたら、まだここに来て１年のメスで、プールも新築された新しい施設だという。リンクはTBSのニュース動画。

　水浴び機の水を飲むサイの子供。口の形がかわいい。

　わかりにくいラーテル。

　動きが俊敏で、ピントがボケているサーバル。

　そうだ、チンパンジーをまだ載せてない。これを一番長く見ていた。全部で８頭いるのかな？　これだけ多くのチンパンジーを一同に見られる動物園は貴重なのではないか。知らんけど。
　今はもう、規制や、動物愛護団体の運動が厳しくて、輸出入も難しいだろうし、遠くない将来、チンパンジーは動物園で見られなくなるかも。オランウータンを見られなくなるのが先かな。

　縦写真しかなかったので、２枚を並べて載せました。高いタワーでわちゃわちゃしていたんだけど、逆光だったから、ろくな写真が撮れてない。

　この調子で全部載せてたらキリがない。ライオンとか、ゴリラとか、アジアゾウとか、キリンとか、カバとか、ホッキョクグマとか、ワニとか、カンガルーとか、レッサーパンダとか、メジャーな動物がひと通り揃い、これも珍しいと思う。上野動物園だって今はライオンもゴリラもいないのに。

　近年の動物園というのは、アニマルファースト（動物優先）で、来園者セカンドだから、「広めのエリアのどこにいるかわかりません。見られない場合もあります」といった展示も多く、どの動物のベスト場面に出会えるかは運次第のところがある。
　イケメンで有名なゴリラのシャバーニを見たかったのに、今回は姿を現さなかった。ライオンもメスしか見られなかったし、白いオオカミもいるはずなのに見られなかった。これはもう、しょうがない。その代わり、コモドドラゴンやテナガザルやジャガーのいい場面が見られたのだから。

　動物園は楽しい。おっさんひとり、ぼっちでも楽しいよ！

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