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Photo by
if_mauro
紅いリップに恋してる。
私には妻がいます。
妻はしっかりと身だしなみを整えて出かける際に、必ず紅いリップを使います。
その紅に、私は恋している。惚れている。
艶やかな紅は、白い肌によく似合い、よりいっそう紅が映えて、美しいのです。
ぱっちりとした二重の目、涙袋も素敵で、アイシャドウがまたよく映える。
紅いリップとの相乗効果でもあるのでしょうか、きりっとした中にも少し柔らかさもあるお化粧になっています。
先日、結婚式の衣装合わせに行きました。
その際、いくつかのドレスを試着して、その姿を見たのですが、純白のドレスに紅いリップがアクセントになっていて、心打たれました。
さらにカラードレスにも紅を選んでいて、私好みで、すごく良かった。
私は単純です。
紅がとにかく好きなのです。
紅が似合う人に惹かれてしまうのです。
なので、ドレス姿の妻を見て、改めて惚れ直してしまった。
初めてデートをした時に、気合いを入れてくれたのか、真っ赤なリップを塗って待ち合わせ場所に来てくれた、あの瞬間を鮮明に思い出しました。
恋をするのは、その人の性格や居心地の良さもそうですが、その人に何が似合うのかも関わってくるのだと思います。
私はイラストも描いたりしますが、今の妻の影響で、真っ赤なリップの女性をテーマに描くことが増えました。
それくらい、その人に似合うものを好きになるのです。
恋をするのです。
だから私は紅いリップに恋してる。