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凡人が医学部を目指してみた![前編]
こんにちは、ヒトミです。
私がどんな風に"海外の"医学部に進学したのかお話ししたいと思います。
ちなみに家族・親戚に、医者、官僚、社長や有名企業の幹部エリート…がいる訳ではないです…。
進路なんてのはぶっちゃけ高校生になるまで本気になって考えたことがなく、それまでは地元で平凡な小・中学生でのんびり生きてきました。
最初は防衛大学校に入りたかった
意外で珍しい、と思った方多いのではないでしょうか…
実は高1の頃ですかね、防衛大学校を目指して勉強していました…。
なぜそう思っていたのか、単純に
"国の役に立つ人になりたい→国を守る人?→自衛隊!"
という思考ですね…
今思えば自衛隊や防大の方々から怒られそうな浅はかな思考でした()
そしてその夢はあっさりと崩れ去りました。
審査項目の中に身体検査があったもので…(基準値は現在と違うかも)
体力にはまあまあ自信あったのですが、視力と身長がある程度求められるので、視力もなかなかに悪くチビな私には残念ながら夢を諦めざるを得ませんでした…(´ー`)トホホ
出会いは突然に…?
"国の役に立つ人になりたい→国を守る"ルートが断ち切られた途端、
新たに"国の役に立つ人になりたい→病気を治す"ルートが生まれました。
※元々小さい頃から体のことには興味があって、転んで傷ができた時は傷を観察したり、祖父の死因について調べたりしてました。
当時、TVドラマ「フラジャイル」で内科医外科医…だけではなく裏方で診断を支える病理医という存在を知り、その仕事内容に惹かれました。
(原作は漫画「フラジャイル」で、これも面白いのでまだ読んだことない人、おすすめです!)
基本的に病理検査室では、患者さんから内視鏡などの検査で採った検体・手術中に取った病変部を肉眼や顕微鏡で観察し、ミクロな視点で診断をつける事が主な仕事になっています。
勉強に関しても絵の趣味に関しても、普段から視覚情報に割と頼ってきている人種*で、実際に目で細胞のこまかい部分を見てそこから診断をつける仕事は私にとって魅力的でした。
*(勉強面で言うと、例えば何かを知る時に、イラストや図にして理解するタイプ、といったところでしょうか…?)
とりあえず、将来は病理検査室で働きたいなぁ〜とぼんやり思っていました。
病理検査室で働けるようになるには、
専門学校・4年制大学の専門学科から臨床検査技師*になる
or
6年制の医学部から病理医になる
の二択(ざっと)がありました。
*主に検体を加工して病理検査で使うスライドを作る人
医学部ではなく筑波大学医学群医療科学類(4年制)へ…?
私は共学の公立高校に通っていました。
その高校の先輩に筑波大学医学群医療科学類に進学した方がいて、たまたま、進路が決まった先輩から話を聞こう、みたいな学校のイベントにゲストで呼ばれていたので、そこで医療科学類の存在を知り興味を持ったのが始まりでした。
私が当時感じた医療科学類のイメージは、主に研究を通して、生物物理化学全ての知識を統合し医療の発展を目指した学問をする場、という感じでした。(実際には違うかもしれませんが笑)
なんとそこの卒業生には臨床検査技師になった人がいたのです…!
他にも臨床検査技師を輩出する学校はあったのですが、
相談できる人が近くにいることと大学のレベルと自分の実力をみた結果、まずはこの学校を第一志望にしてみました。
「凡人」だった学力
医学部を志望する上での最大の問題は、正直学力が足りず現役合格すら望めない状況だったことです。
定期試験(学校では考査、と呼んでいました)では毎回クラスで中の下にとどまり…一度も学年上位ましてやクラスで上位になんてなったことすらありませんでした…。
世界史で赤点、数学Ⅲのテストでは6点を叩き出したこともあります。笑
でも英語だけは当時から大好きな教科でした!(点が悪くても特に落ちこまず、学ぶことに積極的だった、という意味)
※世の中でいう、"医学部を志望するに相応しい人"のレベルには到底及ばない人間、という意味でタイトルを「凡人」にしました。
”医学部は諦めた方が現実的…”
そう思っていました。
近所の桜が咲き始め、自分は高校の最終学年になっていました。
長くなったのでパート2に続きます
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皆さん良い1日を!