スマホでバイナリーオプションは不便!どうしても取引したい時の対策は?
スマホさえあればバイナリーオプションで楽に投資ができるという話に騙されてはいけません。
確かにスマホがあればいつでもどこでもエントリーはできます。
でもデメリットがかなり多く、PCで取引をするよりも勝率が落ちることが分かっているのです。
分かってはいてもPCなしの環境で取引をするしかないことがあるはず…
そんな時にガクッと勝率を落とさない対策を、バイナリーオプションをスマホでしない方がいい理由と一緒にご説明します。
バイナリーオプションのスマホ取引は2通り
スマホでバイナリーオプションをする時の方法は2通りあります。
①アプリをダウンロード
②ブラウザ版からログイン
例えばハイローオーストラリアで言うとこのように違います。
若干ボタンの配置が違うので見分けはつくはずです。
スマホアプリはバイナリーオプション業者によっては用意されていないところもあります。
ブラウザ版はスマホからアクセスしてログインをするので、PC版と同じように使うことが可能です。
スマホ対応のバイナリーオプション業者
ほとんどの業者がブラウザ版には対応しています。
ただ、スマホアプリに関してはバイナリーオプション業者によっては存在しなかったりandroidアプリしかない場合があります。
★海外バイナリーオプション業者★
・ハイローオーストラリア
・ザオプション
・ゼントレーダー
・ファイブスターマーケッツ
・ソニックオプション
※全業者androidのみアプリに対応
iPhoneアプリに対応しているバイナリーオプション業者はありません。
規制が厳しくなってiPhoneではアプリを配信することが難しくなったことが原因だと考えられます。
iPhoneの人はスマホのブラウザ版から取引をするしかありません。
★国内バイナリーオプション業者★
・ヒロセ通商(iPhone対応)
国内バイナリーオプション業者はアプリは対応がほぼありません。基本的にスマホで取引をする時はブラウザ版を使うことになります。
絶対にスマホ取引をするという場合は海外の方が業者の選択肢は多いです。
スマホへの対応の結論としては
iPhone・iPad:ブラウザ版を使用
android:アプリまたはブラウザ版を使用
となります。ブラウザ版はどちらのスマホからも使えるので、アプリに拘らなければ問題はないはずです。
ただ、スマホには色々なデメリットがあります。
スマホでバイナリーオプションをする時のデメリット
外出時やわずかな時間しかなく、パソコンを立ち上げる暇もない時などにスマホ取引は活用できます。
でもデメリットが多すぎるのでおすすめはしていません。
複数画面の表示ができない
バイナリーオプションでは、時間足の違うチャートを表示させたり関係のある通貨ペアを表示させて複数の画面で分析をするはずです。
上記の場合USDが絡む通貨ペアの値動きの比較がしやすくなります。
でもスマホの場合は基本的に1画面に1つのチャートしか表示ができないので、いちいち切り替えて見なければいけません。
ヒロセ通商のスマホアプリでは複数チャートの表示が可能です。
ただでさえ小さなスマホの画面に表示させているチャートが、増えることでより小さくなり見にくくなってしまっています。
そしてスマホでは絶対にできないことがあります。
取引画面とチャート画面の両方を1つの画面に並べて表示させるということです。
画面を切り替えて見ながら取引をしていると
・シグナルを見落としてしまう
・エントリーポイントを見逃してしまう
ので、勝率が落ちてしまうという大きなデメリットがあるのです。
スマホの小さな画面では無理があるので、最低でもタブレットの使用をおすすめしています。
操作がしにくい
特に男性に多いのが誤操作でストレスがたまるという意見です。
小さなスマホ画面を男性の手で操作するとミスタッチも多く、思った場所にラインが引けないなどの失敗が頻繁に起こっています。
操作中に当たってしまって画面を閉じてしまうハプニングも!
特に以下のスマホを使っている人は操作性に問題が起こりやすい可能性があるので要注意です。
・古い機種を使っている
・本体の容量がいっぱいになっている
・画面にひびが入るなど破損している箇所がある
・新しいバージョンへのアップデートはしない
もっさりしているスマホでは思うようにいかないことが多いようです。
すでにスマホに不具合が出ている場合は、改善してからバイナリーオプションの取引に使用することをおすすめします。
取引中に邪魔が入る
スマホで取引をしている時に邪魔が入るのもデメリットです。
①電話やメール・LINEの着信
②アプリの通知
③設定していたアラームがなる
④充電がなくなる
バイナリーオプションのエントリーチャンスがきている時に、電話やアプリの通知が入ってズレる・ストップするのが1番もったいないです。
またチャートを見たり取引画面を見たりで電池の消耗が早くなります。
取引に夢中でスマホの充電が残り少ないことに気づかずに、いきなり落ちるなんてことにもなりかねないのです。
他にも集中力が途切れメンタルに影響が出ることもあります。
バイナリーオプションの取引において、メンタル管理は重要なので最初から自身が豆腐メンタルだと思う人はスマホ取引は避けましょう。
適当に取引しがちになる
スマホでバイナリーオプションをするということは短時間勝負のはずです。
通勤中やお昼休みなどのちょっとしたスキマ時間や家事の合間にスマホでさっとエントリーをする人が多い傾向があります。
ただ、時間がないからと取引が適当になってしまう人も多いのです。
・じっくり分析をする暇がないのである程度見てエントリー
・エントリーしたものの時間がなくなり判定までは放置
・スマホ取引の記録は面倒だからしない
分析もろくにせずにエントリーをするのはギャンブルトレードへの第一歩でかなりリスキーです。
判定時間まで放置してしまうのも転売のチャンスを見逃してしまいます。
取引の記録を取らないのは論外です。スマホ・パソコン関係なく、復習をして次の作戦を立てるためにも重要な情報を捨てることになります。
スマホだとこのように適当になりがちなので注意してください。
スマホでバイナリーオプションをする時の対策
デメリットばかりだと分かってはいても、どうしてもスマホ取引をするしかないという状況になることもあるはずです。
そんな時に少しでもスマホの取引環境を改善する対策があります。
複数画面が表示できる環境を用意
まずはMT4・MT5をスマホに入れておくことです。
スマホでもチャートを分割して表示できるので便利ですが、androidアプリのみ対応でiPhone版ではできません。
iPhoneでチャート分割を使うにはThinkTraderが必要です。
海外の取引ツールですが危ないツールではありません。
チャートの分割表示やマルチタイムフレーム分析ができるようになるので、導入しておいて損はないはずです。
狙った時間に取引をする
バイナリーオプションでは
・難易度の高い時間
・難易度の低い時間
があり、取引をする通貨ペアや銘柄と相性のいい時間でエントリーをすることで勝率を上げることができます。
取引量が多い主要通貨で説明すると以下の通りです。
①オセアニア市場(5:00~14:00)
豪ドル・ニュージーランドドルなど
②アジア市場(9:00~19:00)
日本円
③ヨーロッパ市場(17:00~3:00)
ポンド
④ニューヨーク市場(22:00~7:00)
米ドル
1番最初にオープンするオセアニア市場はその日の外国為替相場のスタート地点になります。
早朝で参加するトレーダーが少ないので相場の急変のリスクが高いです。
アジア市場はレンジ相場になりやすく、ヨーロッパ市場のオープンに近づくにつれて動きが出始めます。
ニューヨーク市場は特に荒れる相場です。
ばっちりトレンドを把握してエントリーをすれば利益が期待できますが、指標の発表には注意してください。
スマホからでも指標の発表予定は確認することができます。
このように時間の特徴を掴んで、バイナリーオプションで勝ちやすいタイミングで取引をします。
邪魔への対策や電波の確認をする
スマホでデメリットとなるのは、バイナリーオプションの取引をしている時に着信や通知によってチャンスを見逃すことです。
スマホ取引をするなら対策は必ずしておきましょう。
①アプリの通知はしないに設定をしておく
②電話がくる可能性がある時は先に対応
③バッテリーはフルにしておく
④アラームを解除しておく
どうしてもスマホでバイナリーオプションがしたい時は、バイナリーオプション専用の端末があるのが1番です。
プライベート用と分けておけば邪魔が入るリスクもありません。
ただ、コストがかかるのでほとんどのトレーダーが対策をしながら取引をすることになるでしょう。
電波が悪く通信が途切れないように電波状況も予め確認しておいて下さい。
最後に
最近はスマホ取引に対応しているバイナリーオプション業者もたくさんあります。
でもやっぱり取引画面・エントリー画面の両方を開けるPCの方が向いているのは間違いありません。
どうしても出先で取引をしたい時はタブレットがおすすめです。
スマホしかない!という場合は、取引ができないことはないですがかなり不利になるので理解したうえで取引を行って下さい。
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