バイナンスで購入できるステーブルコインのセービング・ステーキングで稼ぐ
ステーブルコインの種類
バイナンスでは、米国ドルと連動したステーブルコインが4種類あります。
・USDT
・BUSD
・USDC
・UST
例えば1USDTは「1ドル」と同じ価格で、円換算すると128円(2022年4月末現在)です。
USDTはテザー社が発行、BUSDはバイナンス社とPAXOSが提携して発行しており、発行元によって上記のような種類が分かれます。詳しく言えば、違いが多くありますが、ざっくりの理解としては、発行元の違いと認識してください。
仮想通貨の時価総額ランキングでも、USDTはビットコインやイーサリアムに次ぐ3位、USDCは5位と上位にあり、世界で利用している人が多くなっています。
日本国内の取引所ではUSDTを購入できず、馴染みがないかもしれません。しかし、バイナンスなどの海外取引所では「USDTでビットコインを買う」「イーサリアムを売ってUSDTにする」など、まるでドルで決済するように一般的に使われています。
ステーブルコインでセービング、ステーキングする!
セービングは「普通預金」、ステーキングは「定期預金」に例えることができます。時価総額の3位であるUSDTや、5位のUSDCを利用すれば良いですが、BUSDやUSTにも活用方法があります。それがセービングとステーキングです。
BUSDはすぐに償還できるフレシキブルセービングで年利最大10%がつきます(2022年4月末現在)。なおUSDTも現在最大10%と高くなっていますが、USDCは1.2%と低い。
韓国企業のTerraform Labsが発行している「UST」は定期ステーキングで、最大25%と高利回りになっています。
私がステーブルコインで、セービングやステーキングをやる理由は、ビットコインなどのコインより値動きが少なく、安定的に運用できるメリットがあるからです。
例えば、中小規模の仮想通貨で、ステーキングしている銘柄が暴落すれば、利息をもらっている以上に大損するリスクがあります。
ステーブルコインのデメリットを考えてみる
デメリットとしては、ドル連動のステーブルコインであるため、為替「ドル円」の影響は受けます。しかし半分に暴落することは、まずあり得ません。
むしろ最近は円安になっており、円ベースでは大きな含み益になっています(円高に振れると含み損になります)。
もう1つのデメリットとしては、例えばテザー社が大規模なハッキングを受けたり、技術的なミスなどが起こったりして、ドルと連動しない価格になってしまうリスクです。
ステーブルコインを持つ際には、2~4種類に分散して保有することは意味があり、個人的には分散しておけばリスクはある程度限定できると考えています。
また分散するメリットが、セービングやステーキングでもあります。上記で紹介した10%などの数字は、BSUDであれば「500BSUDまで」などと制限があり、超えると1.5%などと年利が低くなります。
大きな金額を高利回りで運用するためには、4種類で高利回りの上限額までセービングやステーキングで運用しましょう。
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バイナンスのメリット・デメリットをまとめた記事☟
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