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京都への一人旅(+大阪、滋賀、奈良) 二日目

一人旅二日目、前回からの続きです。

昨日琵琶湖(大津)が10分ちょっと近さだと知り、琵琶湖にもこれまでノータッチだった私は朝琵琶湖に行き、その後京都を観光する予定でした。しかし、深夜バスであまり寝られなかったのが意外と響いていたようで、起床したときには正午を回っていました。というわけで、お昼ご飯からスタートです。

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あまり時間がなかったのとローカルな店に行ってみたいという想いから、ホテルの方に教えていただいたうどん屋に来てみました。ホテルから歩いて30秒です。全然コシがないうどんで異国感を感じました。関西のうどんはコシがないということはなんとなく聞き及んではいましたが、この度体感することとなりました。比較対象がないので難しいですが、個人的には美味しくいただけた印象です。

さて、腹ごしらえが済んだらついに観光ですが、とりあえず滋賀県は諦めることにしました。多分夕方に行ってもそんなに楽しめませんよね。

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このバス停からスタートです。全然歩ける距離ではあるんですが、両親が昔ここを訪れた際に購入して余ってしまったフリーパスがあったので、残りの二日で有効活用しようと考えた次第です。

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そんなこんなで京都駅に到着です。日中の姿では初めましてです。

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こんな時期ではありますが、学校によっては就学旅行が決行されてるみたいです。初々しいですね。私は初めての京都ですが、多くの関東人は修学旅行が初訪問になるのではないかと思います。私は海外に住んでいた時期があり、修学旅行には参加できませんでした。仕方がないのでこの旅を修学旅行ということにしてしまいます。ソロなのはどうしようもないですね。

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昨日大阪のモールに行った際は、エスカレーターの右側に立つ人々を見て興奮していたのですが、京都駅の人々は何故か左側に立っています。観光地だからでしょうか。

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ホテルがある栄えている側とは駅を挟んで反対側に最終日に夜行バスが停まる場所があるので、下見に来ました。確認は済んだので、今日はどこを見に行こうかと地図を覗いたところ、近くに東寺があるようでしたので行ってみることにしました。写真はその道中です。レトロな電車っていいですよね。

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というわけで着きました。なんだかすごい空模様です。外からでも存在感があるのが五重の塔のかわいいところです。ちなみに私は大学2年生から写真部に入りました。デジタルをまだ持っていなかったのでこのときのお供はフィルムカメラです。フィルム代がかかるので枚数は少ないですが、一部フィルム写真も混ざっています。

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この屋根が結構好きです。ちょうど紅葉の季節でした。

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帰ろうとしたらちょうどいいスポットがあるので撮ってみました。何故か知らないおじいちゃんが順番待ちしてたので急いで撮りました。

東寺を後にしてホテルに戻ることにしました。ただ、いつもとは違うルートのバスに乗ってみることにします。

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二条城に行こうかとなんとなく考えていたんですが、やっぱりやめて西本願寺で降りました。

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凄い銀杏でした。私の大学にも一応銀杏はありますが、こういう低いタイプではなく、背の高いタイプばかりです。

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この建物もいいですね。巨大過ぎて入り切りませんでした。これは右半分です。

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西本願寺を出ると向かいにはこんな門がありました。中々興味をそそる通りです。ホテルはこの方向なので、通って行くことにします。

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門の先に見えたこの建物は西本願寺の別館みたいです。洋風なのに意外ですね。これを撮ったところで、フィルムが切れたので新しいフィルムに交換しました。二つ持ってきていてよかったです。(伏線)

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この先もしばらく道は続きます。

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猫を発見しました。なんだかデザートが食べたくなってきましたね。

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凄い蔦です。何かの学校だった気がします。余談ですが、わかってはいても蔦屋書店をアシヤ書店と読んでしまう癖があります。

大分寄り道しましたが、ホテルに帰ってきました。デザートを食べたくてホテルの方に聞いてみたところ吉祥菓寮を紹介していただきました。近くにあったのでさっそく行こうとしたのですが、二寧坂(よく写真で見る通り、名称は昨日の夜ホテルの方に聞いて判明)で夕焼けの写真を撮るなら今出ないと到底間に合いません。結局京スイーツは諦めて二寧坂に向かうことにしました。急いでいるのでバスです。といっても路線の関係で祇園までですが。バスを降りる際に今日まで使ってきたフリーパスが実はかなり前の代物で、もう使えないということが判明しました。機械に入れても何故か入れた側から出てきてしまうのでなんかちょっとおかしいと思いながら毎回説明して使っていましたが、ついに原因が判明しました。運転手さんも見たことがないほどの古さだそうです。とりあえずお金を支払ってバスを降りました。これまでに乗った分の運賃に関してどうするかは明日京都駅のバスの事務所まで行って聞いてみることにします。

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祇園から二寧坂まではまだまだ歩くのですが、もうすぐ日が暮れそうです。ただ、最後まで諦めずに頑張ります。

と言いつつも、現実は無常で日は沈み、すっかり暗くなってしまいました。それでも一応は辿り着くことができました。

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なんだか凄い人出でした。坂を上っていくと人も減り、比較的快適に進めるようになりました。

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これがどうやら清水寺らしいです。こんなところにあったんですね。後から知ったことですが、二寧坂をはじめとするここらの坂は舞妓さんが清水に行く際に使ったとか使ってないとか。ちゃんと調べたわけではないのであんまり自信はありませんが、とりあえずそういうことみたいです。

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とんでもない混雑でした。清水寺、昼のイメージだったんですが、この時期は夜もライトアップして開放しているようです。ちなみに二枚目の位置に辿り着くまでには長い行列ができていたのですが、近くに立っていたお寺の人の話によると、何も言ってないのに勝手に列ができてしまって逆に混雑しているとのことだったので、ばっちりショートカットしました。多分良い位置にいる人は一生動きませんよね。最前列までわざわざ行くのがばからしいとまでは言いませんが、そこまで興味も情熱もなかったので、とりあえず訪れたという経験だけ心にしまってさっさとお暇することにしました。

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個人的には舞台に乗っていたときよりも、この骨組みを下から眺めているときの方が楽しかった感じです。

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下には風光明媚な池がありました。フィルムでも撮ろうと思って挑戦してみたのですが、この光量では水面の光を捕えることができませんでした。デジタルカメラを買ったので、次はリベンジしたいものです。

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さっきはもう少し混んでいた二寧坂も段々と静かになっていきます。ちなみに当てずっぽうで二寧坂と言っていますが、実際にそうなのかはよくわかりません。とりあえずあの辺りの一繋ぎの坂のどれかであるのは間違いありません。

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帰りは行きとは違う橋を使ってみました。これは道中の小さな橋ですが、なんだか街明かりが優しいですね。右岸から左岸へと渡りました。名称は高辻橋だったはずです。

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夕飯は蕎麦にすることにしました。お昼はホテルの方に教えていただいたうどん屋で食べましたが、もう一つその時教えていただいていたのがこの蕎麦屋です。店名は「そばの実 よしむら」です。賑わっていたので少し待たなければならなかったのですが、その間ランプなどを眺めながら楽しんでいました。ちなみにここの店員さんは「いらっしゃいませ」の代わりに「おこしやす~」と言ってくれます。これだけでも来る価値がありますね。まさかそんな挨拶があるなんて、知っていたらもっと早く訪れたのに。

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良いお蕎麦でした。蕎麦屋ではありますが、私はサラダに乗っていた湯葉が大層気に入りました。お会計の時に産地を聞いたら、誰も把握してなかったのがちょっぴり思い出です。ただの湯葉だったんですね。あまりに美味しかったので高級な何かだと思っていたのですが。湯葉ばかり褒めてしまいましたが、全体的にとても美味しかったです。理系っぽく言うと、私の食べた中で上位5%くらいに入ります。蕎麦の麺はそば粉の配分を選べました。私は確かそば粉の配分が一番多いものにしたと思います。そば粉が多いほど打ちにくく、腕の見せ所なのだそうです。値段は特に変わらなかったかと思います。ちなみにサラダに湯葉の他に乗っている茶色いのは焙煎した蕎麦の実です。私は三日目にもう一度この店に戻ってきて焙煎蕎麦の実を購入して帰りました。

書いていてつくづく感じましたが、私は麺類の.heicを.jpgに変換できない呪いにかかっているようです。質が悪いですね。

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この日はカステラだけ買いました。家族へのお土産第一号です。

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まだ体力が残っていたので、京都駅にやってきました。少し探検してみようといった程度の動機です。また、明日の朝食を調達するのも目的の一つです。ちなみに今日の朝は外食しようと計画していましたが、寝坊したので皮算用でした。近くのマックの下見は無駄でしたね。

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もうすぐ本格的に冬なので、それっぽく装飾されていました。これを撮っている後ろにはたくさんのスマホを構えた人々がいたので、この階段を上るのは気が引けました。隣の小さい階段を上ることにしました。ちなみに少し手前にはエスカレーターもあったのですが、私はなるべく階段派なので惑わされずに階段を使いました。ただ、実際上ってみると予想以上の長さで、上り切る頃にはもうへとへとでした。

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上にはちょっとしたテラスがあって、眺めが良かったです。ただ、ガラスで囲まれているので本格的な風景写真には向かないですね。

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上りで階段を貫き通したからには、下りももちろん階段です。こうして見るとやっぱり長いのがよくわかりますね。

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階段の色は時間経過で変化します。

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そろそろ帰ることにしました。この夜は中々な月夜でした。カメラで撮ると小さく見えますが、存在感はこの5倍くらいです。

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何故か動いていない信号機がありました。普通は常にどれかしらのランプが点いていますから、こういうのは珍しいですよね。

ホテルに戻り、お風呂に入って寝ました。

明日は琵琶湖に行けるでしょうか。

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