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京都への一人旅(+大阪、滋賀、奈良) 一日目

11月23日から11月25日までの三日間、深夜バスで京都(と大阪と滋賀と奈良)に行ってきました。今回はその記録としての旅行記です。思ったより長くなってしまったので、いくつかに分けようと思っています。

23日からとか言いつつ、旅は22日の深夜から始まります。横浜のスカイビルの麓、YCATにて深夜バスに乗り込みました。乗り場の近くには小さなクリスマスツリーがあり、季節感を感じさせます。ちなみに風呂は家を出る前にしっかり済ませて来ました。

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実は初めての一人旅かつ初めての深夜バスであり、道中は中々眠りにつくことができませんでした。バスは海老名、遠州森町、多賀と順調にポイントを通過し、京都に迫ります。画像は多賀で買ったファミチキです。遠州森町に着いた頃はまだまだ暗かったのですが、多賀に着くころには明るくなっていました。朝の涼しさと開放感の中食べたこの時のファミチキは、...これ以上は言うまい。わかりますね?

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余談ですが、新型コロナウイルスに起因する工場の停止で、関東に戻ってきた直後にファミチキが街から姿を消しました。悲しい。

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寂しさとファミチキの温かさ、この温度差に涙するなど、いろいろとありましたが、とりあえずそんなこんなで目的地に到着しました。見る人が見ればわかるかもしれませんが、正面に見えるのは難波パークスです。

「いや、京都じゃないんかい」というツッコミが聞こえてきそうですが、計画通りです。実は私は京都も大阪も、そもそも関西すら行ったことのない関東の中の鳥、そして悲しいかな、金欠大学生にはのんびりしている財力なんてないのです。たったの三日で大阪と京都に行くためにあれこれ考えた結果、京都を素通りし、大阪で降りて観光した後、夜は京都のホテルに泊まるということにしたのでした。

時刻は9時ごろ、ファミチキだけではさすがに足りないので、朝食をとることにしました。しばらくフラフラと歩き続けたものの、土地勘がないこともあり、全然飲食店が見当たりません。仕方がないので難波パークスに戻ってきましたが、トイレすら閉まっていました。こんな感じで彷徨うことしばらく、ついに10時になり、街が動き始めました。

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英國屋というカフェで朝食をいただきました。見本ではワッフルの上に乗っているのがアイスに見えたんですが、そんなことありませんでした。そして襲い掛かるワッフルの罠、塗り広げようにも、穴に嵌って上手く広がりません。図ったな秀吉ぃ。ちなみにお値段は500円でした。割とリーズナブルですよね。

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食事を済ませたので駅ビルを脱出しました。こんな立派な外観だったとは。関西人が羨ましいです。ちなみにこの日は何やらイベントが行われていたみたいです。(伏線)

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さて、そろそろ観光しようかと思い立ち、観光案内所を訪ねました。京都までの電車の関係もあって、心斎橋とか道頓堀とかをふわっと見た後は梅田に向かいたかったんですが、どうやら難波と梅田はそこまで遠くないらしいと聞きました。4キロ強くらいです。というわけで、ここからは荷物を全て持って梅田に向かって歩きました。心斎橋や道頓堀はその道中で通過します。

あんまり語り過ぎても野暮なので、道中はダイジェストでお送りします。

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例のあいつです。ここに来る前は対岸を右から左に歩いてきたのですが、写真には写っていない右方にはちょっとしたトンネルがあって、大阪の歴史が紹介されていました。正直そこまで興味はなかったのですが、トンネルの出口にtiktokの撮影的な何かをしている女子高生(推定)二人組がいたので、展示を見るふりをしながら気まずい時間を過ごした、という思い出があります。なお、いつまでも終わりそうになかったので、結局後ろをヌルっと突破しました。

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心斎橋です。特にエピソードとかはないです。普通に通り過ぎました。

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この辺りでカートを引いて食品を売り歩くお姉さんに会いました。前日の深夜からこのときまで店員以外とは誰とも話さなかったので道で話しかけられたのが大層嬉しくて、無事に静岡県のカレーを購入しました。ちなみにもう一つの選択肢は鎌倉のロールケーキでした。多分大阪人向けの商売なんだと思います。お姉さんも店員の一種だなんて残酷なことは言わないでください。昼食に良い地域を聞くと、とりあえず梅田まで行ってみるのが良いと教えてもらいました。

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この河を越えたらもう梅田です。

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というわけで到着しました。

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駅内にあった謎の箱です。実は私は旅行の滞在最終日である三日目に大学の授業をオンラインで受けねばならなかったのですが、ホテルのチェックアウトより後なので、場所を探す必要がありました。これが候補の一つとなりました。

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これが梅田スカイビルなんだと思われます。お姉さんには勧められたのですが、今回はあんまり時間がないのでパスするつもりです。

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お昼はこちらでいただきました。ショッピングセンターの中にあって、大変な混み具合でした。

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どて焼きです。Google先生は一人旅のお供です。彼がいなければここでどて焼きがわからず死んでいました。

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肝心の串カツがこちらです。こんな感じであと2皿くらい来ました。2000円くらいしたのでちょっとお高めですが、一回くらいは食べてみてもいいでしょう。餅が中々イケました。

この後、百貨店で財布に一目惚れして購入したり、初めて見たアパレルに突入したりしました。ちなみに今回の旅行で使った代金の4割くらいは財布代です。

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いざ京都へ向かわん、と新快速に乗り込もうとしたときに見たのがこれです。なんですか、このホームドア!?この旅で一番の衝撃は間違いなくこれでした。

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実に速いもので、30分程度で京都についてしまいました。案外近いんですね。バスでは一時間くらいは走ってた印象なんですが。

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独特な雰囲気のある街です。とりあえずホテルに向かってみることにしました。

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何分京都に来たことが全くなかったもので、古ーい民家がそのまま残っていると思っていたのですが、そんなことありませんでした。ただ、お寺などにはとても驚かされました。ホテルへの道中、夕闇の中からこの門がヌルっと出てきたときは大層びっくりしたものです。

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ホテルでそっと一休みしていると、なんだか見覚えのある場所がニュースに出ていました。ちょっと不思議な気分です。

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夕飯の時間になってしまったので、ホテルの人にいろいろと教えていただき、繁華街であるともっぱらの噂の河原町にやってきました。ちなみにホテルは五条烏丸にあったので、そんなに遠くなかったです。もちろん徒歩です。

洗顔料を調達したりしながら歩いていましたが、表にあるのはファッションブランドばかりのようでした。枝のように生えている通りを覗きながら進んでいくと、狭い裏路地にありながら列を伸ばす、いかにもな店を見つけました。ここでいただくことにします。

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看板もそれっぽいですね。出てきた料理はこんな感じでした。

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美味でしたが、この後注文した卵+ご飯を投入したときの感動には勝てません。興奮しすぎて写真は撮っていません。反省している。後悔はしていない。

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食後はより深くまで、大体祇園のあたりまで行ってみました。こちらは鴨川のカップルになります。お納めください。この辺りですれ違った女子高生二人組が、「こんな寒い中座りこんで、バカなんじゃないの?」と話していたのをやけに鮮明に覚えています。確かに夜風が寒い夜でした。また、この近くで「兄さん、酒屋探してません?」と聞かれたのもよく覚えています。私は童顔ではないはずですが、成人に見えるかと言われると微妙なところで、こんなことを言われたのはこれが初めてでした。時間帯の所為もあるかもしれません。

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八坂神社です。これまで真っすぐ歩いてきた通りはこの神社の手前で行き止まりになっていました。

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八坂の塔と呼ぶらしいです。ガイドブックでよく見る通りに出てくる塔だと思って、この周りを探し回りました。後に判明することですが、探していた場所は二寧坂だそうです。なお、ここは全然違う場所です。

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私の勘違いによって生み出された二寧坂2.0です。アップデートというよりダウングレードされた感じがしますが、とりあえず忘れときましょう。

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帰り道で見つけたいい感じの店です。京都の建物は全部こんな感じなんだと思ってました。

宿に戻って寝ました。これで一日目は終了です。

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歩行距離は約20キロ。結構歩きましたね。

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