【舞台】繭期2020を駆け抜けた備忘録

ヤッホー、くらげです。久しぶりの躁シーズンなので日記を書くよ。今回は通称TRUMPシリーズの5日連続配信、「繭期2020」の話をしようと思います。
というわけで、絶賛ネタバレを含みますので、新鮮な悲鳴が見たい人だけご覧ください。

1日目:TRUMP

 TLでちょくちょく名前を聞いていた噂の舞台が配信で観れると聞いて、予備知識ほぼ皆無で視聴スタート。2.5の舞台しか見たことがなかったので、「先のわからない」ことに耐えられるか不安でしたが、無事完走しました。

結論だけ言おう。
クラウスお前マジ許さねえ。

話の概要なんかは全カットするんですが、シリアス!コメディ!シリアス!コメディ!シリアス!シリアス!我守護!ライネス!全焼!といった感じで何らかのジェットコースターに巻き込まれたような気分でした。いい意味で退屈しなくてよかったです。私がグッピーなら死んでいましたが。
ちなみに例のテーマがライネスというタイトルと知ったのは3日目くらいですが、それはそれです。

ソフィとウル、ラファエロとウル、ラファエロとアンジェリコ、ダリちゃんと子供たち、そしてクラウスとアレン。色んな「感情」が入り乱れてよりどりみどりバイキングでした。あとガバンリがいい味を出していました。ガバンリについては後で語ります。
なお、この時点でダリちゃんのことを「下半身ゆるふわ野郎」と罵り翌日に深く後悔しました。

そして、時系列のギミック、あれは本当に秀逸でした。気づいた瞬間アハ体験しました。

ソフィとウルの断絶、星に手を伸ばすクラウスからの、最悪の結末。
鬼!悪魔!末満!!!
なお、星に手を伸ばす構図については、TLで見かけた「TRUMPラジオ体操第一」というワードが気に入っています。

そして、それらを4,500年先から振り返るソフィ。
この頃はまだ、お前のことをただのかわいそうな被害者だと思って……いたんだ……。

2日目:グランギニョル

さて、繭期の楽しみ方もどことなくわかってきた2日目は、うってかわってウルとラファエロの父ダリちゃんと、アンジェリコの父ゲルハルト、そして存在が週刊少年ジャンプの春林さん(あしがながい)と歌麿のお話でした。
あと服のひらみにめっちゃ「予算」を感じる。

いや、もう、とにかくダリちゃんとゲルハルトの「感情」が素晴らしいですね。
素晴らしいといえばフリーダ様とスーの関係性も好きです。フリーダ様のこと開幕「この人死にそう」とか言ってたら本当に死なれてちょっと凹んだ。
ポジティブ脚長ダンピール!さんは言わずもがな癒しでした。お前と歌麿さんのおかげでコメディが保たれた。

ふわっと出てくるワードとして、「ガバンリは死んだ」。いやガバンリってTRUMP出てたやん、と思いつつ、ここテストに出るんだな〜と理解するくらげであった。

直近のメギドのイベントに大凡ダミアン・ストーンみたいな奴がいたせいで、ダミアンなんとかさんのことは、実況中ずっとアザゼル呼ばわりしていました。ごめんアザゼル。

そして、明かされるマルコしんじつにウルしんじつと、ついでにアンジェリコしんじつ。産まれてくる生命への祝福と呪い。
この辺でライネスと炎上のノルマを回収します。
ダリちゃんは、確かに息子を愛していた。ただ、不器用すぎる愛情は伝わらなかっただけで。

何でこの先にTRUMPが待ってんだよ!!!(1回目)

追記:アホみたいなミスをしてたので修正。

2.5日目:LILIUM 少女純潔歌劇

厳密には3日目早朝です。U-NEXTで今月いっぱい無料だったのと、 TLで「マリーゴールドまでに見てくれ」というお言葉を散見したので仕事前に見ました。

結論だけいきますね。
このソフィ・最悪・アンダーソン!!!!!!!!!(1回目)

花の名前の子供たちだけのクラン、毎日のお薬。リリーとスノウの記憶にしか存在しないシルベチカという少女、皆と距離をおくスノウ、リリーに光を見出したマリーゴールド。男子寮から現れるファルスとキャメリア。
あ、あとマーガレット姫のノリが好きです。

そして、秘密を知ったことで楽園は崩壊する。
ファルス=ソフィの血から精製した薬(ウル)とイニシアチブで800年もの間繭期に閉じ込められていたリリー。
はいライネス!はい炎上!!
「永遠」を否定したリリーは、自決の強制という形で全てをブチ壊す。
薬による成功作であった、リリーただひとりを除いて。

永遠を求める薬に「ウル」と名付けるお気持ちや、永遠を得たウルがやりたかったことをなぞるソフィには辛さがあるんですが、いかんせん被害者を出しすぎである。被害者だったソフィが加害者に変わる構図、やはり鬼か悪魔の所業としか思えない。

3日目:SPECTER

「ガバンリ」、そしてソフィのオリジンにまつわるお話。

排他的な村、発生する猟奇殺人事件。派遣されたヴァンパイアハンターのガバンリ(顔がいい)と石舟。すったもんだしつつ、ついでにお互いの性癖を晒しながら、ふたりは真実に迫って行く。

ということでこの村はかつて逃げ延びたメリーベルが己の子のために作った村であり、拾われ子のノーム以外の住民は全員ダンピールであることが発覚する。しかもメリーベルは出産後湖で入水している。かなしい。

そんな湖の畔で、「枯れない花」の研究をしている植物学者クラハット。ハリエットのお腹の子の父親になるわけだが、まあ、モジャ髪眼鏡男の時点でトラウマセンサーがびしびしと反応します。

かつてソフィという名前だったガバンリ。死んだ嫁の名前はリリー。なんか嫌な予感がビシビシとします。やめろ俺は今朝LILIUMを観たんだ(1回目)

村長代理のローザは、スペクターたちと結託してTRUMPに捧げるためのダンピールの心臓を村人から調達していきます。一方TRUMP=クラウスは枯れない花に興味津々であるわけだが。
ローザに縋られてゴミを見るような目をするクラウス、まあ同情はする。
そういやなんかそんなSCPあったな。本人は嫌がってるんだけどカルト教団に御神体扱いされてモツとか捧げられるやつ。確かJPじゃなくて本家です。

まあ悪事の諸々もハンターたちにバレて炎上!ライネス!我守護ノルマを達成するわけですが、シャド→ローザ→カルロ→ハリエット⇄クラハットのお辛すぎる関係性ほんと酷いしローザは自害くらい自分でして欲しい。

そして、無事生まれた赤子(よく無事に産まれたよ)はノームによって「ソフィ」と名付けられ、クラハットによって祝福ととんでもない呪いがかけられます。
お前今朝LILIUM見たって言ってるだろ!!!!!!(2回目)
そういや、相手の死因が見えるスペクターくんがハリエットの死因を見られなかったの、あれハリエットじゃなくてお腹のソフィの死因だったんだよなあ……。

壮絶な最期を遂げたガバンリ。そしてノームはそれを襲名してハンターに。ついでに年齢サバ読んでTRUMPでクランに潜入するわけです。
それがわかった瞬間、TRUMPのソフィとガバンリのやりとりがスーッと効くわけですよ……。

だから何でこの先がTRUMPなんだよ!!!!!!(2回目)

4日目:マリーゴールド

とりあえず、「マリーゴールドの前にLILIUMを見ろ」って言った奴は一発小突かせてください。間違ってないけど胃に来ました。

あ、結論だけいきますね。
このソフィ・最低・アンダーソン!!!!!!!!!!!(2回目)

冒頭からTHE・不穏。それLILIUMで見たやつ。
覆面作家ダリ・デリコもといアナベル・ロスと、ダンピールの娘ガーベラ。
母と娘、姉と妹、同じ女を愛した男の話。
とにかくアナベル、エリカ、ガーベラの歌が上手いのなんのって。
あとやはりこれも聞いてた通り随所に「予算」が感じられます。

やはりモジャ髪男が出るとつい警戒してしまうが、結果的に間違ってはなかった。花言葉の歌でLILIUM通過勢はみんな死んだ。そうそうヘンルーダだヘンルーダ。名前が思い出せなくてごめん。
というか、だいたいこいつの下半身がゆるふわなせいじゃねーか!

順番は前後しますが、街に現れる「ソフィ」と「ウル」で心臓がヒュッとし、「ソフィ」が本当にソフィだったことで更にヒュッとし、「ウル」と親友ごっこをしていることに精神が辛くなり、「ウル」がキャメリアだったことでもう一回ヒュッと来ました。
余談ですがキャメリアの中の人がツイステでエペルくんやってるんですけど、なんていうかすげえな。いざとなったら歌えるからな。

そしてコリウス(あしがながい)。 TLでは雁夜おじさんだのなんぞ言われてたけど最期には男を見せて覚悟キメてたのでめちゃくちゃ株が上がりました。言われるまでポジティブダンピールと同じ人だって気づかなかったのは内緒だ。

そして我守護(最多)(歌付き)!炎上!ライネス!
アナベルがイニシアチブに逆らってることさえソフィの掌の上だったと裏話を聞いてやはり末満は鬼か悪魔かと思いました。

ガーベラは死に、マリーゴールドはソフィのクランへと導かれる。
そしてLILIUMに続くんだから鬼!悪魔!末満!!たとえガーベラ(あえてこう呼ぶけども)がリリーがステンドグラスカチ割る要因になったとしても、それでガーベラが救われたかって言われたらそうじゃないじゃないですか……。

5日目:繭期夜会

「ドレスコードは黒」「スタイリッシュ葬式」と噂のアレです。当時何も知らないはずなのにこのワードにだけは既視感があるんですが思い出せません。

というわけで迎えました繭期夜会コンサート。
いやとにかく歌が上手い。音域が広い。歌が上手い。(2回目)

おじさんたちのゆるふわトークを挟んで朗読劇。ポジティブダンピール春林がポジティブダンピールであるオリジンのお話。最後の最期、白雪がもう生きてないことが分かった瞬間ウワーーーー!!!ってなりました。

そして1万人(キャパは1,200人)のライネス。燃えるステージ。本当に燃やすんじゃない。

extra:新作発表

馬鹿野郎行かない選択肢があるわけないだろーーーーー!

おかわり:繭期大夜会ライブビューイング

ちょっとフォロワーとヌン茶キメるぞ〜あれっ今日繭期大夜会配信あるじゃんでも帰れないよな〜あれっよく見たらライビュもある……。
くらげ(繭期初心者)「大夜会ライビュ行きません!?」
フォロワー(同上)「……行くか!」
というわけで突発ライビュしてきました。

あとKブのキャスト館行ったらシリーズ総ざらいされてて先を越されました。悔しいので地元で探します。

あ、本編なんですけど、とにかくめちゃくちゃ豪華になってました。やはりスティグマは最高。エリエリも聴きたかったぜ。
相変わらず新良氏はおうたが……上手い……ていうかみんな上手い……。
くらげ、東氏の顔面をついに認識する。共同幻想ユートピアは誰が歌っても辛いことを再確認する。
ちょくちょくヘンルーダのポジを担当するとんちゃんさん、役柄的にじわじわする。
そしてやっぱりマリゴといえばダイナミック我守護。
ジョルジュとモローの朗読劇。この後に何が起こるか知ってるからこそ、ただただお辛いとしか言いようがない……。
後半。すいませんcocoon買いますから……。

帰りぎわ、初演から追っかけてるというガチ勢のお姉様方に親切にしていただきありがとうございますという気持ちでいっぱいです。新参ですがよろしくお願いいたします。

ちなみに、次の目標はニコニコでD2版を観ることです。

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