記憶によると 2023/11/4
早めの時間に起きて身支度やそうじをしながら、宅配便や書留の時間指定再配達を待つ。
昨晩はかなり早い時間に夕飯を済ませてすぐ寝たのでお腹が減ってるぞ。お味噌汁をなるべく具沢山でつくって落ち着いた気持ちに。
先日行ってきた明石の名酒場、たなか屋で購入した白みそを使ってみた。
白みそのお味噌汁は味がボンヤリする気がして苦手意識がある。塩味の具合なのか?と思い、しっかり味のついてる系だしパック(K)にして、しょっぱいお味噌もブレンドする。
だしパック(K)は世間でとっても美味しいと言われているが、わたしは普段使いするには少し苦手だ。確かにめちゃくちゃ味が決まるんだけど、塩味が強すぎるように感じる。けどこういう時にはピッタリだ。おすましやおでんにはベストマッチだし、少し高いけどやはり頼りになるな。
昨日白央さんにいただいたバームクーヘンも食べる。
そして今日は白央さんナオさんと鶴橋飲み歩きツアー開催の予定。なんと楽しみで嬉しい予定なのか。いそいそ支度し待ち合わせに向かう。
まずは白央さんと駅前で待ち合わせる。一軒目はもう決まっている。よあけ食堂だ。なんとか入店でき喜びながら瓶ビールで乾杯する。
しょっぱなから仕事、家族、移住など人生のいろいろを話す。白央さんはこちらが何を話してもやわらかく受け入れてくださる。ゆえに結構きわどい話もスルリと白状してしまうところがあって恐ろしい。すごいお人柄だ。そして取材力だ。
しっかり飲食も同時に楽しむ。
飲み食いを進めているとナオさんがやってきて、3人で会話しつつ色々食べる。店主のさゆりさんも話しかけてくださり、ライン交換しちゃった。やったー!
さゆりママ、今日もありがとうございました。また行きます。写真は無いのだが粕汁が心に残るおいしさだったな。
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さぁ次の店へ、と出る。
しかしこれから鶴橋を飲み歩くのにまこママの顔を見ないわけに行かない。そして丸金商店の生ビールを白央パイセンにも飲んでいただきたい……!
皆さんに丸金訪問の了解を得て向かうが、店構えを見てびっくり、大幅改装されしっかりしたカウンターが設置された酒場に変わっている。
驚き、「ママこれどうしたの!?」「改装してん!飲み屋にしたんよ~」とのこと。商品の販売は小規模で続けられるそう。
早速ビールをいただく。ビールの銘柄が増えていた。
前の商店+立ち飲みスペースも風情があって良かったが、こうしてゆっくりと丸金自慢のビールとつまみを楽しめるのもまた良い。ここでは一杯だけ飲んでまたすぐ席を立ったが、わたしが好きな酒場に好きな人々をお連れできて本当に嬉しかった。
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さて、もうここから先の記憶が曖昧である。酔うのが早いな、まだ2軒終了時点ぞ。リラックスして飲んでいたということでもあるが。
そのため、写真フォルダに残っている情報を手がかりに綴っていくのだが、時系列や若干の事実関係に誤りがある可能性がある。白央さん、ナオさん、関係者の皆さますみません。
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お次は舌の肥えた白央パイセンにぜひ見て欲しい、スギモトへ。何食べてもおいしいんだここ。いつも混んでいるうえ、大人数は厳しいので来られるタイミングが限られているのだが。
おぼろげな記憶の中での白央さんはここを気に入ってくださっていたはず。……はず。
さあお次は今回の目的店②。
鶴橋には実はあまり無い、角打ちだ。ここは白央さんともナオさんとも以前別々に訪れている店なのだが、その際に食べたおでんのネギマ串が美味しすぎるので、白央さんより再訪リクエストをいただいていた。オープンの16:30目がけて訪問。
しかしここでどんな会話が交わされたかわたしの記憶からほぼすべて抜け落ちている。ねぎま串はちゃんと食べたはず。写真撮影禁止のお店のため、他情報はなし。しかし今日も安定的においしかったはずなことだけは間違いない。
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まだまだ行く。次はわたしが日常的によく行く粉もんのお店だ。ここの「粉もん」はピザとうどんを指しており、両メニューを東京で修行した店主がリーズナブルに提供している。
ここはピザも最高だが、窯焼き料理やパニーニもおすすめである。テレビがあるので阪神ファンの常連さんもよくいらっしゃる。
ここでナオさんはお仕事があるので帰宅されるとのこと。わたしのかすかな記憶によると、白央さんとわたしは
「えー!!ナオさん帰っちゃうのー!?」
「まだ飲もうよー!!」
「淋しいよー!」
などと、乙女のような理由を混ぜ込みながら引きとめていたような。
そしてナオさんはI'll be back!と言ったような言ってないような。
ともかくナオさんはここで戦線離脱。白央さんとふたりでまだまだ行く。
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お次は(写真フォルダによると)稲bal。
稲balは他のお店に向かう道中にあるので、ママと挨拶するなどしていたらそのまま入店する流れになったのではないだろうか。おそらく。
さて、まだまだ行く。
ここからは我が町鶴橋を出て上本町へ。ハイハイタウンを白央さんに味わって欲しいとお連れしたような記憶。
鶴橋から上本町までの徒歩15分、酔いさましがてらの散歩でもある。だが、おぼろげな記憶によるとわたしはこの15分が一番酔っ払っていた時間帯なのではないかと思う。マトモに喋れていたのだろうか。いや、白央さん知りたくないので教えてくれないで大丈夫です。ご迷惑おかけしました。
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気を取り直して、上本町。もちろんハイハイタウン。ここに来たのであれば必ず見て欲しかった日本一長いカウンターを有するハイハイ横丁へ入店。ワーイと席につき、レモンサワーと海苔チーズ、しらすおろし。
と、ここで離脱したナオさんからI'll be backオッケーの連絡が!ナオさんがI'll be back!はしゃぐ我々。
無事合流し、そのまままもるへ。
この日は阪神タイガースのアレ手前の日で、テレビで試合を流すまもるにはユニフォーム姿のお客さんがひしめいている。
我々もその中に混ざり一緒に観戦。試合の動向に場が沸きどよめき波打つ感じ、すごい。ファンの愛を感じる空間だ。そして、大阪にいるのだなわたしは!と、来阪10年目にして何故か実感。大阪にいるのだ。
驚くことにまだまだ行く。
しかもお次はカラオケだ。前回鶴橋飲みした際に白央さんとカラオケ締めができなかったのでリベンジ(だったのだろう、記憶によると)。
白央さんが歌がうますぎてビックリし、ここら辺から意識を取り戻す。わたしは竹内まりやがすごく好きで、しかもSeptemberが好きな曲のかなり上位に来るのだが、白央さんの美声で聴けた。嬉しい。ナオさんの歌う大瀧詠一も大好きなので聴けて嬉しい。
わたしは何を歌ったのだろう?
ここで完全に締めとなり、解散とあいなった。24:00になる頃(超えていたか?)だったため、白央さんは無事に宿を取れたのか、ナオさんは無事帰れたのだろうかと色々アレがまたおぼろげだ。(翌日には全員でメッセージやり取りできたので大丈夫だったのだと思う)とにかくはしゃいだ1日だった。
わたし史に残るほどのハシゴ軒数だな。8軒!
白央さんと泡☆盛子さんが共同で制作されているZINE「酒好文集」が大好きなのだが、その中でおふたりの飲酒遍歴を語り合っている文章がある。そこで語られている白央さんの飲み方が凄まじく、24時間どころか数日にわたり切れ目なく酒場にいたり飲んだりしていることがある。
すげー!と思っていたが、きっとこの飲み歩きの延長線上にあるものなんだろうな。ここで解散せず、ひと眠りしてモーニングビールしましょ!と、おそらく流れていくのだ。想像できてしまって恐ろしい。
まさかの記憶あまりナシ、と無様な結果となったが、楽しく過ごしたのだけは確かだし、断片的に覚えている尊敬クリエイターおふたりの言葉はきちんと残っている(ものもある、というのが正確かもしれない)。とにかく本当にありがとうございました。
後半は記憶をまさぐった文章のため、妄想を含むやもしれません。「I'll be back」とか。
今日のストライク
白央さんからいただいた、冷蔵庫を大きくすると良いよ、のアドバイスが心を捉えて離さない。