なにつこた 2024/7/28
9時30分に目が覚める。今日は10時から美容院を予約していたのだが。間に合わない。
とっても暗い気持ちでキャンセル願いの電話をかけた。謝り倒し予約を取り直す。日曜午前中の書き入れ時に……申し訳ないの極みだ。
お昼ごはんはお蕎麦を食べた。瓶ビールとナオ先輩がお供である。
ブラブラしたり本屋さんを冷やかしたりして、少し休憩しに晩杯屋や寄って立ち飲む。ナオさんの頼んだホッピー、ナカがものすごく多くて濃そうだったけど大丈夫かな。
14時過ぎるのを待って梅田蔦屋書店へ向かう。先日からやっている、イラストレーターの谷小夏さんが新作アートを展示されていて、日曜の一部時間は在廊されているらしいのだ。それは絶対お会いしたい。
谷さんの絵は、洗練された線とシックな色使いがおしゃれ感あふれていて、手に入れて飾りたくなるようなものだ。扱うモチーフがなんとなくエキゾチックで、物語を感じさせる神秘的なシーン表現がなかなか他で見ないように思う。
今回展示されていた新しい作品は、賑やかなのにしんとした世界観•谷が深まったように感じるものばかりだった。
うっとり……。なんてカワイイのだ……。
原画を見ると、そこまで手が出ない値段ではないのだよなー！しかもその場で購入したものにはご本人が絵付きでサインを入れてくださるらしい。ああ。前回見に行った北浜展示では購入を見送った画集を求めることにした。会計を済ませ、あいさつを交わしてサインをお願いすると、入れる絵のリクエストを聞いてくださる。ロングヘアの女の子をねだった。
B2だろうか、やわらかそうな鉛筆を短く持って、アタリくらいささやかな下書き線が入っていく。おそらく手で削られたであろう鉛筆。谷さんの指の先はもうほとんど芯だけの状態で数センチ露出された状態だ。絵を描く方はみんなこう削るのかもしれないが、谷さんが手に取り女の子が生まれていくと、なんだか知らない異次元の筆記用具みたいだ。
少しの下書きが入ったらあとは早い。あれよあれよという間にオリエンタルな顔立ちの女性があらわれた。表情が読み取れない、この湖みたいな目がいい。
御礼を伝え、応援していますと話しイラストと3人で写真を撮らせてもらった。
ああ、緊張した。幸せな気分で店を出てナオさんにギャーギャー気持ちを伝え、ルクアイーレの地下フードコートスペース、バルチカまでお連れいただく。スパークリングワインを飲んで絵を眺めて過ごす。少しだけスガシカオゲームをして、仕事へ行くというナオさんと解散した。
少し見たいお店でも巡ろうとそのままルクアを歩いていると、店の窓から見える空がオレンジがかってきれいだ。時刻は18時30分。もしかしたら少しは外が涼しくなっているかもと思い、上階、風の広場へ。
まあ当たり前なのだが、期待は大きく外れて猛烈に暑い。そよ風もない。ただそのおかげで席は豊富に空いており（風の広場は気候の良い時はすごく混雑している）景色の良い場所で缶チューハイを飲めた。
ジャスミン茶がそもそも好きなのはもちろんだが、ＣＭを見て気になっていたJJを飲む。
これが夜の蝶たちに人気らしいと聞く。飲んでみて納得した。ほぼジャスミン茶然とした、酒が形を潜めた味わいなのだ。これ、ほぼ茶！アルコール度が4度と低めなのもあり、すいすいと飲み進めてしまえて危険極まりないぞ……。
しかし味わいが茶ぽいので、ぬるくなってもまず味を感じにくく、夏の屋外にすごくいいかもと思った。
気が済んだので、この後は我が町鶴橋に戻って自宅で涼もうと考えていた。考えていたのだが、そうは問屋がおろさなかった。まだまだ夜は続く。
しかし、この続きは今つくっているZINE『happy hour vol2』に書こうと決めたので、日記としてはここでおしまいにする。
今日の可愛すぎ
ういろうの虎屋がコラボアイテム出してた。パピヨネの大人ラインのショップにて。げろかわゆ！！！
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