特殊詐欺大陸ミャワディ
先日、米司法省(Department of justice)が世界中のWindowsを標的にしたマルウェアで1900万以上のIPアドレスを不正に取得し特殊詐欺や児童搾取(要するに児童ポルノ)で多大な損害を与えていた「911 S5botnet」の摘発を公表した
シンガポールで逮捕された首謀者の王雲鶴(Wang Yunhe)35歳他2名(全員中国人)は前述サイバー犯罪ネットワークを通して乗っ取ったアカウントのアクセス権をハッカー達に販売し、タイ観光地パタヤに法人を3つ設立していた
法人名はそれぞれ下記の通り
1.Spicy Code Company Limited
2.Tulip Biz Pattaya Group Company Limited
3.Lily Suites Company Limited
非合法活動を当局に察知されない為に合法的な会社を設立していたらしいのだが、これは世界的に犯罪組織の常套手段
やはりパタヤで不動産会社を設立した某組織はメンバーに麻薬取引等で儲けたカネでマンションやバンガローを購入させていた
それらの不動産を売却すると「キレイなカネ」が犯罪者の手元に残る
このやり方は高級車や高級時計などでも使える常套手段なのだが、日本人で資金洗浄を警戒しているのは銀行員くらいだろうか
埼玉県川口市のクルド人の行状は度々問題視されているが、私が一番疑問に感じたのはオープンカーのフェラーリを乗り回し不審な踊りをしていたおじさん
彼は商品に手を付けているプッシャーにしか見えないのだが、多くの人が「あのフェラーリは資金洗浄目的で買ったのでは?」と疑わないのが今の日本の弱点かなと歯がゆく感じてしまう
それはさておき、以前からFBIに追われていた王雲鶴35歳は起訴され最高で65年を求刑され、残りの人生を連邦刑務所で過ごすことになるだろう
上述事件摘発詳細については下記リンクを参照して頂きたい
リンク内の動画を観ると米当局の摘発への意気込みが理解出来るのではないだろうか
記事作成の為、資料収集や取材を行っています。ご理解頂けると幸いです。