タイの報道を読む 全世界同時鎖国

私は多少ストリートワークアウトをやっていて動画をInstagramに投稿している。それもトレーニングのうちなのだが、他人と比べて「こんな弱い奴はいない」と投稿する度に思い知らされる。トップレベルは女性でも片手腕立て伏せや片手懸垂をこなす。私はどちらも出来ないので「女性は筋力で男性に劣る」というのは嘘だと思っている。

そんな私の動画の再生回数は最近まで30くらいだった。それが最近になって100を軽く超えるように。スポーツジムが新型コロナウイルス感染の温床となり、世界中で閉鎖が相次いだからだ。日本のストリートワークアウトは家トレになりがち。私も数年前ジムを退会して家で懸垂や腕立て伏せ各種などに取り組んでいる。そして普段はジムでベンチプレスなどをやっていた人々が家トレ(英語ではhome workout)に興味を持ち始めた。パブやバーが閉鎖しているので暇潰しがネットになっている人々も増えた模様。

これをビジネスチャンスと見る人も多いだろう。家庭用フィットネス用品の売り上げ上昇は容易に予想出来る。タイのニュースでもネット通販の売り上げが伸びているという旨のものがあった。デパートなど不特定多数の人間が集まるところは危険とされ、海外旅行にも気軽に行けなくなったので自然な流れとも言える。

しかし。接客業はネット通販に方向転換する余地が少ない。オンラインチャットは接客業に該当するのだろうか。現在バンコク及びその近県ではパブやバーなど娯楽施設が新型コロナウイルス感染防止のため3月18日から31日まで閉鎖となっている。この14日間が短いという世論もある。4月になったら客足が戻ってくるという希望も見えない。

そこでパタヤのあるバービアは開き直ったのか違法営業という手段に出た。

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