New Age Creation〜発足からリリース迄【後編】
おばんです!遊鬼です👹
さて、本日は前回からの続き
【New Age Creation〜発足からリリース迄】
の後編と題しまして。
前半では共にNewAgeCreation(以外NAC)を
リリースした2バンド、ZapとDKTとの馴れ初め話をしたが、今回はそんな2バンドとどう言った流れでリリースに至ったのかを軸に話をしていこうと思う。
まだ前編をご覧になっていない方は是非お読みになってから本編をお楽しみ下さい!
出会ってから今日までの数年、Zap、DKTとは
様々なステージを共にした。
ここでは各バンドの特に印象に残っている
showを個人的にピックアップして紹介したい。
まずはZap。
時は2019年3月23日。
この日俺らH8CALLはメンバーの都合が合わず出演は叶わなかったが行けるメンツを集めて
Zapが主催するパーティ“paradise”へと向かった。
既にNACで彼等の音源を聴いた方は気付くだろうが、今作品と当時では全くスタイルを変えて演奏をしている。
当時のハードコアスタイルもとてもカッコよく俺らH8CALLも影響や刺激を常に受けていた。
この日のステージは特にカッコ良かったので
是非観て頂きたい。
続いてDKTのオススメしたいshowは
2018年12月8日のDKT主催のスタジオライブイベント、
“North Eyes Time”でのshowだ。
この日は仙台の若手と俺らでメンツを組んだタイトながらも濃密な企画だった。
しかもライブが行われている隣のスタジオでは
DKTコーヤが運営するレーベル
“BROWNRecords”が出典していて
東北ではなかなか買う事の出来ない音源が
ハードコアは勿論様々なジャンルを揃えて売られていた。
地元の古着屋も出店していたりDKTのメンバー自らがシルクスクリーンでその場でTシャツやパーカーにデザインをプリントして販売していたりとかなりイケてるイベントだった。
手を伸ばせば届く高さの天井に20人も入れば
埋まる程のフロア。
『本当にここでやんの?』と言わんばかりの
超密室空間で叩きつける彼等のビートダウンサウンドの迫力はその日集まった人々全員を
喰らわせまくっていた。
そんな彼等とスプリットアルバムをリリース
する事になった最初のキッカケは今から
3年半前の夏、Zapのユータと東京で飲み歩きをしていた時の事だった。
上野駅前の大衆居酒屋に入りいつも通りに俺ら2人は酒を片手にバンドについての話をしていた。
その時、ユータの口から
『まだ音源も出せて無いけど、お互いいつかタイミングが合えば一緒に音源とか出したいよね』
と言葉が出た。
その時は『いつか出せればいいよな』
というニュアンスで、具体的かつ現実味のある話ではなかったが、それからごく稀にではあるがユータの口からいつか一緒にやりたいという言葉を聴くことが何度かあった。
そして時は経ち2019年7月13日、
当時茨城県の女と遠距離恋愛していた事もあり
俺の誕生日が7月14日なので誕生日パーティーをしてくれると言うことで俺は1人で茨城へと向かった。
彼女との待ち合わせは21時頃だったのでそれまでZapと、
同じ茨城県は下館市で活動するZapの先輩に
あたるScumToBackのメンバーと一緒に街で遊んでいた。
小雨が降る中、コンビニで酒を買い夜道を歩いている最中に
『マジでスプリット音源出さないか』という話を持ちかけられた。
これまでの話とは違う、真剣な話だった。
その日、H8CALLのメンバーはいなかったが
俺らもぼんやりとではありながら考えていた話だったのでその場でOKの返事をした。
それから俺は会津に帰り、スプリットリリースのイメージを膨らませていた。
この時までは俺らとZap2バンドの
2way spritでのリリースという話だったが
俺はZapと2wayもいいが同じ同世代のローカルで活動するDKTも一緒に3wayで出さないかとZapに提案した。
両方を知る俺としては同じ同世代で気の合う考え方も似た3バンドが合わさりリリースをすれば必ずおもしろい事になると確信していた。
俺の押しもありZapも承諾し、3wayでリリースする事が決まった。
しかし、マイペースな俺らが曲を作り
レコーディングをしてリリースする迄の道は
長かった。
当初2020年の夏にはリリースする予定だったのだが新型コロナウイルスの影響もあり作業があまり進まずにいた。
このままではリリースまで辿り着けないと俺らは焦りを感じ2020年内にはリリースするという事を目標に気を引き締めて再始動した。
LINEで各バンドの代表が集まってグループを作り、都度グループ通話でミーティングを開いたり連絡を取り合って段取りを進めた。
作品のタイトル、ジャケのデザイン、
曲数や内容など細部まで意見を出し合いぶつけて、DIYをモットーとした自主制作にこだわった。
今回のリリースはDKTが運営するBROWNRecordsから、 NACリリース記念
TシャツはZapのギター(いーくん)とボーカル(かずやくん)が運営するHealthy Independentから出させてもらっている。
Zap、DKTのメンバーはクリエイト力が高く
今回素晴らしい作品が完成したのも彼等の力がとても大きい。
H8CALLのレコーディングはBT8Bのユージさんが経営するクラブ“THEARTER”で、
同じくBT8BのグッピーさんとBT8Bの同級生
原田さんにレコーディングをしてもらった。
機材は会津のライブハウス、カラン堂のモノを持ち込みでエレベーターのないカラン堂とTHEARTERの階段を皆んなでアップダウンしながら気合いで搬入した。
先輩達にレコーディングをしてもらうという
スタイルならではの環境で俺ららしくレコーディングをさせて頂き、とても楽しかった。
タイトルの綴りに“Creation”とあるように
俺ら3バンドは今回、
出来上がった作品自体のモノは勿論
そのモノが出来上がる過程や経緯、人脈までを含めた俺らなりの“モノづくり”に対しての
パッションを重要視してNACリリースに向き合った。
リリックカードには2020年、
現代社会を生きる俺たちの意見や主張、怒りや問題提起などが文章化され綴られている。
NACで今回作成したホームページには
NACに関する様々な記事が掲示されてる事や
音源、マーチが買えるコーナーも設置しているので是非アクセスして欲しい。
https://newagecreation.jp/
ここでは各バンドが影響を受けた曲10選が
Apple Musicによりプレイリストが作成されていてそのリンクも貼ってあるので、
気になる方は是非聴いてみるとより理解が深まる他に新たな発見や気付きがあるかもしれない。
今回2投稿にかけてNACを紹介させて頂いた。
俺らが言うクリエーションとは
これらの事だけではなく、
これからの事を意味する。
まだ世の中の状況もありやれなかった事も沢山あるので、これからの活動に是非注目して欲しい。
このブログでは次回、NACを取り扱って頂いているショップやお店を俺なりにピックアップして書かせて頂くのでお楽しみに。
そして、まだ音源を聴けてない方も、
既に聴いている方もこの投稿を読み切った今、
NACをお聴き頂きたい。
それではまた、今後の投稿もチェックよろしくお願い致します。
https://music.apple.com/jp/album/new-age-creation-ep/1544705558
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