H8CALL結成話③〜RIOT?結成
やまん!遊鬼です!
前回に引き続き今回も、H8CALL結成話
想定外の第③話目!?をお送りしたいと思います!!笑
前回はBT8Bの話題がほとんどで
少し長くなってしまった上に
『まだ全然H8CALLの話出てこねーべな!』
とおっしゃる方もいるかと思いますが、
こう過去を振り返ってみると、改めてH8CALLを結成する上でBT8Bと言うバンドのそして個人として一人一人の存在が大きくかったと思います。
今も引き続きお世話になり続けてますが、
特に俺が高3で出会ってからH8CALL結成までの期間が大きかったなと。
H8CALL結成に置いて無くてならない存在な事は間違い無いので、是非最後まで読んで頂ければと思います。
それでは今回もビール片手に始めたいと思います!!!
沼津遠征の興奮も冷め止まぬまままたしても
遠征同行の誘いを頂き、今度は夏休み最終日付近に岩手は盛岡市への遠征が決まりました。
またしても最高な企画。。。
ホントは自分は引き運が強いなと。。
それは置いといて、数々の機会を与えてくれたBT8Bには改めて感謝しかありません!
この日はFIO、POAが出演していた事もあり
かなりバイオレンスな一夜だったのが脳裏に焼き付いてます。
POAのライブが始まって数秒でユージさんが
物販を慌てて片してたのを覚えてますw w
自分も何度かフロアの真ん中に立っている柱に強打してアザだらけでした。
打ち上げもかなりディープでドープでしたが、
ここでは割愛しときます。笑
そんなこんなでまさにハードコア月間的な
最高な最後の夏休みが終わり、
最悪な就活期間に突入しました。
2学期が始まり、勝負の夏休みを遊びほろけた俺は何の準備もないまま今後どうしようかを
少しだけ考えるフリをしました。
進路指導室にも1人で立ち入った事の無いどんな会社があるのかも分からない俺は
第一志望に市内で1番有名な会社名だけを記入してとりあえず試験だけ受けに行こうかと、
そんなクソ舐めたノリで向かいました。
すると、なんとその企業に合格し、
しかもクラスで一番最初に内定を獲得してしまい訳が分かりませんでした。笑
しかし、もう進路も決まったし気にしてなかったけど枷も外れたという事で本格的にバンド結成に臨む事に。
キョーキは俺をバンドの世界に引っ張ってくれた張本人でもありコピーバンドとかいくつかやったけどいつもキョーキとは同じバンドだったしクラスも一緒で常に連んでたからギターは決まり。
数週間後キョーキも内定をもらい交渉成立。
ここがH8CALLの原点すかね
しかしここからが難しかった。
RainNamedDesireのベースと下手ギターはどちらも進学校で冬までバンドが出来なければ
春には県外に行ってしまうから無理だし、
他にやれそうな奴もいない。
とりあえず他のメンバーを見つけるまでは
・BT8Bが出る企画は全て行く
・タクマさんからもらったUSBに入ったバンド をひたすら聴く
・放課後誰も居ない教室でギター1本、2人でなんとなく曲作り的な事をやる
の三つくらいを繰り返して過ごしていた。
それでもメンバーは見つからずどーしようかと話しているとキョーキが
『俺1年に弟いんだけどベース弾けるくせーからとりあえずそいつに弾かせね?』
と言われ、もうこの際なんでもいいととりあえず1年の教室へと2人で向かった。
俺らは3人とも地元の工業高校に通っていて、
女子が限りなく少ないほぼ男子校的な所に通っていて2014年当時でも男子校特有のそこそこの上下関係もあり上学年が下学年のフロアに行く事なんて殆どないから俺とキョーキが教室に入った瞬間に殆どの生徒が外へ出て行ってしまった。
僕ら2人は申し訳なくなり、弟のリョーキを廊下に引っ張り、一緒にバンドやらねーかと誘った。
『どんな感じかにもよりますけど。。』
リョーキが一言。
俺らはこんな感じのとmadballのheven or hellのPVをその場で観せた。
当時のリョーキを知ってる人なら分かると思うが、とてもハードコアをやりそうな人間でない事だけは確実な容姿と人となりだ。
俺らが本気のあまり圧をかけてしまっていたのかもしれないが
『やってみます。』
と引き受けてくれた!
とりあえずあとドラム1人見つければライブは出来る。
上京を決めていた隣のクラスでRainNamedDesireのドラム、みのりを
とりあえず呼び込み、バンドとして形を成した。
ご存知の方は少ないと思うが、当初はRIOTと言う名前で結成した。
初ライブはあまり記憶にはないが、手応えのない中途半端なライブをしていた気がする。
俺もハードコアというモノを知りたてだし、
他のメンバー3人はハードコアそのものを認知していない。当然の結果だった。
色んな方からの意見を頂いたが、特に多かったのは
『RIOTって名前がダサすぎる』
『madballやるなら初期っしょ』
の2つが今でも覚えてる。
メタルコア上がりの俺たちはまだNYHCの渋さを理解できずにいて、今現在大好きなバンドの殆どにアンテナが向いていなかった。
これまでとは違う毛色のバンドをやる事の難しさ。
タクマさんから貰ったUSBにはど定番のNYHCのアルバムのデータがギッシリ入っていて、
一通り聴いたがその中でピンときたのが
NextStepUpとEGHだった。
正直その他は良さがまだ微塵も分かっていなかった。
BT8Bが1番好きで、そのメンバーから教わった中でNSUとEGHはカッコいいと思う、
その程度だった。
全く解決策が出ず、曲もどう作ればいいか分からない。とにかくUSBにある音源をひたすら聴いた。
すると、ある日madballの“SetItOff”がいつもと違う曲に感じた。
自分でも不思議なのだが、次の曲の
lock down、new york city、
今までただ聞き流していた曲達が
全てカッコよく聴こえる。
カッコいいというか、ただ迫力があったり、タフガイさ、厳ついモッシュパートだけでなく
初めて渋さや粋な雰囲気を感じた気がした。
自転車に乗ってる最中だったが、帰り道の30分ほど、立ち漕ぎでひたすらmadballの1stアルバム“SetItOff"を聴いて帰った。