中途半端が危険な理由。
最近、ネットの誹謗中傷をなくすため様々な取り組みが行われています。
多くの方々が、この問題に注目し色々な角度から活動を行ってくれていることは大変に喜ばしいことです。
その中でも営利目的ではなく、本当にネットの誹謗中傷をなくしたい!と言う気持ちで活動してくれているのを見ると、とても心強くもあります。
しかし、注意しなければならないのでは?と考えさせられることもあります。
最近、ネットの誹謗中傷をされていないか調べてくれるサービスが増えています。
ネットの誹謗中傷をされているのを知らず、経営に影響が出たり、早めの対応ができず状況が悪化してしまうこともあります。個人でも同じです。
早めに知っていた方が良い場合もあるでしょう。
それはそれで必要な場合も多いでしょう。
だだし、これは私の個人的な意見ですが…
長年この問題を見てきた私には、少し怖いなぁ、危険だなと思えてしまいます。
なぜなら、調べた後の対応ができない状況だと言うことを理解していないからです。
ネットに誹謗中傷を書かれていたことを知ったとして、その削除にどれだけの時間と費用が掛かるのか。ましてや、時間や費用を掛けたとしても解決するのか。
今の段階では、効果的な対応策はあまり無いと言うのが現実です。
知ってしまうと対応ができないことは、逆に苦しめてしまうことになると言うこともあります。
きちんとした対応策がないまま、知らせてしまう危険性を理解しているでしょうか?
多くの相談者と関わらせて頂いてきたからこそ、私は中途半端は危険だなぁ、怖いなぁと感じてしまう。
目の前のことだけじゃなく、先の先まで考えないと…。苦しむ人を増やすことだけになってしまわないだろうか。
ネットの誹謗中傷の本当の怖さ、奥の深さを伝えていくのも私のするべきことではないかなと感じました。
少しずつですが、私たちの取り組みがどういったものかお伝えしていけたらと思っています。
今、私と総轄責任者(シェンロン)とのやり取りを音声のみで聞いてもらえるような企画も考えています。
ブログもいいけど、私は文章書くの苦手なので…。