億越え医師の採用基準①-医師の特殊性を考えろ-
さて、今回は、「医師の雇用」というテーマで考えていく。
医師の雇用を考える時に重要なのが、医師を取り巻く環境と、一般職と違う医師の特殊性を理解することだ。
一般職と違う医師の3つの特殊性厚生労働省の「第22回医療経済実態調査(令和元年に公表)」によると、勤務医の平均年収は1,328万円で、開業医の平均年収は2,745万円と報告されている。
かつてよりは、医師の年収は減少傾向だが、依然として高い水準である。
一つ目の特殊性は、医師の採用市場の流動性が高いことである。