バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターへの道
こんにちは。
唐突なタイトルでの幕開けです。笑笑
二児の母であり、百貨店でワーキングマザーとして働く私が、新たなチャレンジ(大げさ)として「バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座」を受講し始める、そんなお話を綴りたいと思い、今までは“読む”専門だった noteを始めることにしました。
the ズボラ!で面倒くさがりの代表選手みたいな私がブログを開設するなんて今でも信じられないけれど、新たなチャレンジなので(しつこい)優しく見守ってもらえたらこれまた幸いです。
・スパルタな幼少期〜高校時代
受講のきっかけをお話しする前に、私自身の幼少期からの英語環境について少しだけ触れたいと思います。
元々、私の両親には(主に母)「こどもには、世界を股にかけるインターナショナルな人に育って欲しい!」というすんごい強い想いがあったらしく、その実現に向けて緻密な未来予想図を描いていたようです。
そして、その計画は粛々と遂行され、忘れもしない小3の夏休み、私は何の前触れもなく一人でイギリス🇬🇧へ3週間送り込まれるといった何ともスパルタな経験をすることとなります。
(現在娘が小4ですが、一人で海外に送り込むなんて考えられない!)
そこから2年に一回のペースで夏休みはアメリカやオーストラリアのサマーキャンプやらホームステイやらに参加する、という生活を送ることになるのですが、そういった経験から、英語に対する抵抗感を全く持つことなく育ったとは言えそうです。
(英語を嫌だと思ったことが一度もないのは、両親のお陰だと今でもとっても感謝しています)
私は英語がとても好きになり、中学の頃は「高松宮杯英語スピーチコンテスト」に出場し、当時住んでいた岡山県で第2位を獲得したり、英語教育に力を入れている普通科国際系のある高校に進学し、TOEICや英検を受けまくり!の順風満帆な英語生活を送ります。
※高校時代もイギリス、アメリカへ短期留学
・突如、目標を見失った大学時代
その後都内の大学に進学し、きっと当時の母は「自分でお金を貯めていくらでも海外行きたい放題!ますます英語に磨きがかかって、ともすれば移住なんてしちゃうんじゃないか!」と期待で胸を膨らませたことでしょう。(ハーフの孫を抱きたいなんて言っていたから、今でも胸が痛んじゃう)
ですが、その期待とは裏腹に、私自身「英語は得意」だけれども、「それを使ってやりたいこと、夢、目標」をもはや自分では見つけられなくなっていることに気付くのです。
両親の敷いたレールを意気揚々と歩いてきた結果なのか、切れた途端、道を完全に見失ってしまいました。
結局、私はそのままダラダラとバイトとサークル活動に明け暮れた大学時代を過ごし、就職超氷河期の中、何となく華やかな世界に惹かれ百貨店に就職します。
実際のところ、英語を使う職業に就きたいと思い、旅行会社、英会話学校、航空会社も受験したのですが、全滅でした。(これもまた運命)
両親としては…「え…?!日本の百貨店?!世界を股にかけるんじゃ…なかったの?!」ときっと落胆したに違いないのですが、やはり大切なのは英語がどれだけ得意だったとしても、それはツールの一つでしかないということ、もちろん英語が喋れるって最高なんだけれど、それよりも「○○がしたい!」「○○が好き!」と胸を張って言える何かを見つけられる力の方が100万倍大切なんだって今なら言える気がします(母よ、怒らないでね)
・41歳の変化
そんなこんなで百貨店に身を置き十数年、百貨店の仕事も大好きで、やり甲斐を持って働いているのも事実ですが、二児の母となり時短勤務で働く中で、若い頃のようにがむしゃらに仕事中心の生活ではもちろんなくなってしまい、そんなライフワークバランスの変化に対するジレンマも抱えながら、また中堅世代として会社から求められる働き方と自分自身の想いとの乖離もあり(中堅あるある?)今後の自分の働き方、ひいては人生について(とても壮大になっちゃったけれど)考えるようになりました。
・自分のやりたいことって何だっけ?
上記心の変化もあり、社会人生活20年をまもなく迎える段階になって、もう一度(というか、恐らく初めて)自分の人生に向き合ってみようと決心した私。
「自分のやりたいことって何?」
ひたすら出勤途中の電車、出張中の新幹線で中でだって自問自答する日々。
やりたいこと、出来ること、好きなこと、そんなことばかりに想いを巡らせる中で、「あ!英語!」と頭に浮かんだときは思わず拍手をしてしまったほどテンションが上がりました。(単純なもんで)
恐らく、私にとって英語に対する未練はずっとずっとずっと残っていて、何かしら活かしたい、と心の奥底で思い続けていたのかもしれません。
とはいえ、英語で何か始めたい、という漠然とした目標ができた私がすぐに「バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター」に辿りついたわけではなく…。
その紆余曲折はまた次回。
長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
引き続き、41歳のチャレンジを見守ってください。