ひきこもり支援セミナー
ひきこもりについて学んでまいりました。
全国では146万人、北海道では約2万6千人といわれる10代〜80代の「ひきこもり」。
国の調査によると約4割が孤独、約4割が孤立を感じているそうです。
病気や転職、一人暮らし、死別、人間関係、環境の変化、ストレスなどが要因とされ、1つに特定できない場合が多くあるそうです。
ひきこもりはだれにでもおきうる現象。
当事者の立場に立った総合的な支援が求められています。
髭男爵 山田ルイ53世氏は、地元の名門中学に進学するも、
中学2年の夏から約6年ひきこもり生活を経て大検合格。
大学入学後、中退し、上京して芸人の道へ。
印象的だった言葉
『14歳で人生が余ってしまった』
『「その6年間があったから、今の山田さんがあるんですよね」といった美談にしないでほしい』
『あの6年間は、無駄だった』
『無駄を許せない世の中の空気感ってどうなんでしょう?』
『だれもがキラキラしたいわけじゃない』
『何者かになる必要はない』
『なりたい自分より、なれた自分』
『みんながみんなバーベキューしたいわけじゃない』
『20歳の時、とりあえず完璧じゃなくてもいいからミリ単位の積み重ねで部屋から出られるようになった』
さすが芸人さんなので切れ味鋭くて、トークも面白かったです。
そして何より、ご自身の体験や思いを正直に、忖度なく、
ストレートに語ってくださったことで
心が救われた方も多くいらっしゃったのではないかと感じます。
その後、筑波大学教授 斎藤 環氏の講演をお聞きして、
ひきこもりに対する理解が深まりました。
・第三者の関わりがある人は抜けられやすい。
・個々の体験を成功事例のように押し付けるのはNG。
・変えようとしないからこそ変わる。
・結論は出なくていい。不確実性に耐える。
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