AD/HD(AttentionDeficit/HyperactivityDisorder : 注意欠陥多動性障害)について

こんにちは!BILANX 薬剤師 メディカルパートナーWAKAです✨
本日はBIALNXチームメンバー(子育て・ママ相談担当)岡本美樹先生から
AD/HD(AttentionDeficit/HyperactivityDisorder : 注意欠陥多動性障害)のお話です。




岡本先生のプロフィール
【資格】
上級心理カウンセラー/発達障害コニュニケーション指導者/女性の健康アドバイザー/国際薬膳食育師/日本カッサ協会認定カッサセラピスト



今回は、AD/HD(AttentionDeficit/HyperactivityDisorder : 注意欠陥多動性障害)のお話です。

AD/HDは、不注意、多動性、衝動性を主徴とするため、学童期のお子さんをお持ちの親御さんからのご相談が非常に多いです。
忘れ物が多い、話を聞いていない、じっとしていられない、思いつきで行動する、など、この時期のお子さんにありがちな特性でもあるために、不安になりやすいですね。
AD/HDの症状は、個人間、個人内、縦断的、横断的に実に多様です。
同じ診断であってもその臨床像は大きく異なり、例えば『多動』というイメージからは想像しにくいような、いつものんびりぼーっとしているという例もあり、自己判断で診断予測をするのは非常に難しいため、お一人で悩まず是非、専門家を頼ってほしいと思います。


◯AD/HDへの基本的配慮

AD/HDの症状は本来の本人の姿を隠してしまう殻のようなものです。
不注意や衝動性から引き起こされる対人トラブルが本人の性格のせいにされやすく、自尊感情を低下させて苦しんでしまうケースが非常に多い事が問題となっています。
症状の改善によってその殻が取れると、行動や考え方も変わって見え、本来の性格が見えやすくなる事を理解しておく事も大切だと思います。

その他、
◉環境整備
◉指示を出す位置
◉指示の伝え方
◉注意の仕方
◉時間、課題を区切る
◉声よりもサイン
◉合法的に動かせる
◉薬物、栄養療法

等、それぞれの特性によって出来る対策を立てることが出来ます。

特に近年、食事と多動の関連についての報告が沢山あり、当薬局でも積極的に取り入れています。

一例としては、

食品添加物(食色素)への注意、
(E110、E104、E122、E129、E102、E124)
ショ糖による多動性への影響
ω3ω6脂肪酸の摂取の仕方
多動、不眠に対する、鉄、フェリチン不足の影響

等、様々なアプローチで改善傾向が見られるため、是非参考にしていただければと思います。



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