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訪問看護ステーション経営者から見た人材紹介会社の営業マン
こんにちは、毎度毎度人材紹介会社に対して、ダメ出しをしているのですが、目指している世界観というのは、人材紹介会社を経由しなくても採用ができる世界観です。
とは言っても、弊社も完全に紹介会社から脱却できていないので、こういう記事を書くことで今後紹介が一切来なくなるリスクは承知の上で書いてます。
医療費が逼迫、介護保険の財源も危ぶまれる中で、そのお金の行き着く先が人材紹介会社って、、本当にそれでいいのか。
人材紹介料を支払うだけの価値があればまだ別ですが、現時点でのクオリティではどの人材紹介会社も利用する価値ないです。
岸田首相の政策
岸田政権の「看護師・介護士の年収アップ」政策、その「驚きの効果」と「実行可能性」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e7710a3e9ad30ba61c156c3fd07cb597098ff58
看護師・介護士の待遇向上を政策に盛り込んでくれているようですが、人材紹介と相性悪すぎです。
なぜなら、人材紹介料の計算方法は、想定年収の20-35%となっています。
これはつまり、年収ベースが上がれば支払う紹介料も上がりますね。
給与をあげた分だけ国の財源は枯渇、事業所の資金繰りも枯渇。一体どこが負担するんでしょうかね?
まずは人材紹介会社への規制・制限をお願いします。
紹介料の上限設定や、返金規定の厳重化・ガイドライン化は最低でも考えていただきたい。でないと全く意味がない。
▼ここがイケてない!人材紹介会社の営業マンへの不満5選
最近特にひどい内容、ケースが相次いでいるので書きます。本当は社名も出したいですけど全体的に酷いので、ほぼ全ての人材紹介会社に当てはまります。例外はありません。
1)営業マンの質がとことん低い
おそらくこれが全てとも言えます。9割ここに行き着きます。
紹介している営業マンが、訪問看護と訪問介護の違いも分かっていない。
最低限、営業先がどういうビジネスを行なっているのか理解もしないで、恥ずかし気もなく連絡をしないでください。
2)報告がない
求職者の提案がきても実際に面接するケースは1割を切ります。9割その途中のどこかで行方不明になります。
あの方はどうなってますか?と聞かないと報告もせず、そんな状態なので、他決、もしくは連絡がつかない、と。
面接では同行訪問も行ってるのですが、2日前にキャンセルって業務妨害レベルです。
3)求職者のグリップが弱い
営業の質が低いと、求職者も当然不安になりますよね。
最低限ドタキャンはやめてください。こちらは面接を受け入れるために社内調整をしてます。来る気もない人の調整をさせないでください。
訪問看護がどういう業態なのか、どういう働き方になるのか説明した上で、興味がある人を紹介してください。
実際に営業マンと求職者が会ってもなくどんな人かもわからない中、紹介しないでください。
面接にも同席せず、ドタキャンって舐めてますよね。
4)社内での情報共有もできてない
担当が変わるのは良いですけど、それはこちらには関係ありません。
新担当者が変わるたびに、何度も何度も何度も同じ質問を受けるのも疲れました。
社会人なら、社内で共有くらいするのが普通ではないでしょうか?
人材紹介事業を行なっている経営者・マネージャーなら顧客管理ツールに投資してください。
5)嘘をつく
これを読んでいて人材紹介会社に相談している求職者の方は注意してください。
営業マンは嘘をつきます。
・多くの事業所に申し込みすると調整がめんどくさいから
・紹介料率が良い事業所に紹介したいから
平気で嘘をつきます。
直接問い合わせのあった求職者からよく聞きます。
紹介会社に相談し、「ビコー訪問看護リハビリステーション」の求人空き状況の確認をお願いしたところ、「募集はなかった、充足している」「条件にあわずお断りされた」と。
私が、メールやFAXを見返しても、過去該当するような提案はきてません。
つまり、確認したふりをして、営業マンが紹介したい事業所へ誘導しているのです。
よく考えてください。
紹介会社は、紹介ができる(=契約を結んでいる)事業所しか紹介できません。(この世の中に全事業所へ紹介可能な人材紹介会社は存在しません。)
契約関係にないと紹介会社としては1円にもならないので紹介しないのです。
また、営業マンは自身のノルマを抱えています。
1日でも早く目標達成し、ボーナス査定が上がることが彼らの原動力です。
いかに手を抜き、効率的に紹介できるかを考えている営業マンがよく行う手法ですね。
ビコー訪問看護ステーションは通年で、いつでも募集をしております。
書面上のみで検討することもなくどんな方でもお会いしてお話を聞きます。
「充足している」「書類で見送り」は営業マンの嘘です。
▼人材紹介会社を使わない健康的な流れを作りたい
私は現在3つの訪問看護事業所を運営しておりますが、2000事業所くらいある中の1%にも満たないので、いくら記事を書いても声は小さいです。
ただ、こういった人材紹介会社を蔓延らせておくことは本当に訪問看護業界に絶対良くないと考えています。
少しでも共感していただける訪問看護事業主さんがいらっしゃったら、小さいなりに動きませんか?
いつでもご連絡ください!(biko.saiyo@gmail.com)
すぐに人材紹介会社から脱却することは難しくても、まずは直接応募を増やす知見を共有していくことからはじまるかと思います。
▼求職者の方はまずは見学からどうぞ!
ビコー訪問看護リハビリステーションは、体験、見学随時行っております。ご応募お待ちしております。
代表 荒木田美行
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株式会社ビコー:https://bikou-group.com/
Instagram:https://www.instagram.com/biko.station/