心に残るもの

クルマメーカー MAZDA
広島に本社を構える
国内販売台数ランキング6位の企業だ。
(一般社団法人 日本自動車会議所https://www.aba-j.or.jp/info/industry/19403/)

自分が広島出身ということもあり
好きで、応援しているため、
snsをフォローしたり、
HPもたまに見たりしている。

その中で「心に残るもの」になるための要素があると感じたので、備忘録としてここに記そうと思う。

ボディやインテリアで使われる色や素材を開発するのが主な仕事であるカラーデザイナーの星 正広さんがものづくりに対する姿勢について語った場面

「なぜ、その造形、色、素材なのか。見える部分の裏側にある根拠を積み上げることで必然性のあるデザインを追求していく。そういう考えから生まれたクルマは、きっとお客様に愛される存在となり、お客様の心や暮らしをもっと豊かに輝かせてくれるはず。私は、本気でそう信じているのです。」

『イメージを描く匠たち 必然性のあるデザインで、普遍的な美しさを表現する』より
https://www.mazda.co.jp/beadriver/design/atelier/13_1/


「ただなんとなくいいと思った」
「これまでその色を使ってきたから」
「他の人もそれがいいと言ってたから」
「最近流行りの色だから」

そう言った根拠が曖昧で、浅いものではなく、

「自分たちの哲学に基づくものになっているか」
「プロダクトを通じてお客様になってもらいたい感情にさせることができるものか」
「その感情になるにはどの色がいいのか」

と言った、軸があり深い考えのもと出来上がったものであるか。

両者を比べるとどちらの商品を買いたくなるかは明白だ。

目に見えるものは例え同じだったとしても、
そこから感じ取れるものは大きく違ってくると感じるし、
作り手のこだわりを聞いた途端に、
心に残るものになると感じた。

このようなものが自分の周りにあったならば、
どれだけ心日常生活と心が豊かになるだろうか。

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