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【神奈川のこと108】避けてきた問い(神奈川第五地区共同宣教司牧委員会)

霊における会話の分かち合いに参加した。
よって、これを書く。

お題はこうだ。
「信仰を伝える力を育てるために必要なこと、大切なことは何か」

ついに来た。

ずっと避けてきたこの問い。

親から教えられ、途中挫折しながらも、取り戻した信仰。

しかし、これを誰かに宣べ伝え、「君も教会に来ないかい?」なんていうことは苦手中の苦手。

いざという時には命を捧げる。極端な話その覚悟めいたものは心の奥底にある。うっすらと。しかし、日々の生活の中で、キリストを信じませんか?と周囲に触れ回る勇気はない。

神の愛に触れ、それを感じることで心の安寧を得たり、聖霊の息吹に感動を覚えたりと、とても幸せな体験を数多くしている。だから、そんないい想いをなぜ他人にも伝えられないのか、独り占めしているのかこのエゴ野郎!とダンプ松本に怒鳴られて、竹刀で叩かれても仕方がない。でも、他人どころか妻や子供たちにも伝えられていないのであります。

心の平和を説くキリスト教。まあどの宗教も同じかもしれない。本気でこれを信じ、実行すれば、世の中の争いごとは無くなるはずだ。紛争当事者に「あなたの心に平和の光を」と、力説したい。

様々なことで苦しんでいる隣人がいる。何があろうと神はあなたを深く愛しているということを伝え、だから心配しないで一緒に立ち上がろうと励ましたい。

しかし、できない、やれてない。

ああ、やはり究極のエゴ野郎である。ブル中野にヌンチャクで一発かましてもらった方がいい。

母校、東海大相模高校の8期上の先輩で現在同窓会長のN先輩は在学中、バリバリの応援団長をやりながら、聖書研究会に所属していた。そのN先輩が、同窓会長の就任あいさつで聖書の言葉を引用した。

「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。」

マタイによる福音5:13

おお!と思った。いざという時にこうした引用ができたらかっこいいと。
信仰を伝える力を感じた瞬間であった。

極悪女王を観てから寝る。

" You are the salt of the earth / You are the light of the world.



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