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【神奈川のこと109】堪能、FOOTBALL GAMES(横浜市神奈川区/ニッパツ三ツ沢球技場)

11月は二度、三ツ沢球技場を訪れた。
よって、これを書く。

普段は、年に一度きりしか訪れない三ツ沢公園。それは5月の県高校陸上のインターハイ予選の時だ。だが、この11月は高校サッカー選手権大会神奈川予選の準決勝と、全国高校ラグビー神奈川県決勝を観戦するために二度、訪れた。同じ月に二度以上三ツ沢公園を訪れるのはきっと高校時代の陸上部での大会以来だろう。

ここで諸々の名称を整理する。
まず、競技場全体の名称は「三ツ沢公園」。公園内には、陸上競技場、テニスコート、馬術の練習場、そしてサッカーとラグビーの試合が行われるのが、「ニッパツ三ツ沢球技場」である。頭についている「ニッパツ」というのは、日本が誇る発条メーカ、横浜市は金沢区に本社のある日本発条のことである。ちなみに発条とはバネつまり、スプリングのことである。

話を元に戻して、名称の整理の続きをしたい。だってややこしいから。
観戦したサッカーの試合の正式名称は、行きますよ、長いですよ、「令和6年度 第103回 全国高校サッカー選手権大会 神奈川県予選会2次予選」の準決勝、我が母校、東海大相模 vs 日大藤沢戦であった。続いて、ラグビーは、「第104回 全国高等学校ラグビーフットボール大会 神奈川県予選会」の決勝、我が母校、東海大相模 vs 桐蔭学園戦であった。正式名称をちゃんと書くとああ、誠に清々しい心持ちとなりますな。

サッカーもラグビーも英国発祥のスポーツで共に "FOOTBALL" という。サッカーが先にあって、そこからラグビーが生まれたという話は有名だ。

高校サッカーの試合に足を運んだのは、昭和63年(1988年)高校3年の秋、県立大清水高校(現在は藤沢清流高校)のグラウンドで行われた母校、東海大相模 vs 県立旭のゲーム以来、実に36年ぶりということになる。そして、ラグビーの現地観戦は生まれて初めての体験であった。

前者のサッカーでは、PK戦の末、王者日大藤沢に勝利。今年の日本シリーズのベイスターズよろしく見事、下馬評を覆した。後日、等々力競技場で行われた決勝戦、 vs 横浜創英でも2-0で勝利し、創部以来初の選手権大会出場を決めたのであった。後者のラグビーでは、王者桐蔭学園の壁は高すぎて超えることができず、18-34で準優勝と涙をのんだ次第。

母校を応援することはそれ自体が楽しい体験なのだが、この2つのFOOTBALL GAMEの実に面白いこと。ふだん、野球か陸上しか観戦してないので、新鮮さも手伝って、心の底から楽しめた。

そして、前者はサッカー部同級生と、後者はラグビー部同級生と一緒に観戦できたので、ところどころ解説してもらったりなんかして、初心者としてはそこそこ深い視点でゲームを堪能することができた。

初の選手権大会に出場する我が母校サッカー部の1回戦は、12月31日(火)13:05キックオフ。場所は、川崎市営等々力競技場「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu 」という英語とひらがなとカタカナの入り混じったまことに読みづらい名称のグラウンドにて行われる。

大晦日の午後、一緒に観戦に出かけませんか?
武蔵小杉の駅から徒歩15分ほどです。

きっと晴れます。

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