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小比類巻かほる(Kohhy)を語る その5

小比類巻かほる(Kohhy)好きな私が編集したSpotifyプレイリストに沿って、小比類巻かほるの楽曲へ想いを語る、第5回です。


8「TOGETHER」(1988年)

Kohhyの歌で一番好きな歌は?とわれたら迷うことなく選ぶのがこの゙歌。

Spotifyには残念ながらアルバム「So Real」が入っておらず、TOGETHERもライブ版しか聴くことができません。
ライブ版も良いんですけどね。
学生時代、毎日のようにウォークマンでKohhyを聴いていた身としては、やはりオリジナル版も聴きたいのです。

本作はEPIC・ソニー時代の最後のシングル。
作詞 小比類巻かほる、作曲 大内義昭の黄金コンビ。
(大内義昭さんはその後、「愛が生まれた日」(1994年)で大ヒットを飛ばします。)
YouTubeのオフィシャルサイトでオリジナルを久々に聴きましたが、やはり良い。ライブ版も良いけどオリジナル版が好き。
誤解を恐れずに言えば、Kohhyの歌声の全盛期だったのではないかと思います。

7thにこだわったKohhyらしいメロディー。
アレンジも良いんですよね。
キーボードとホーン隊の絡み具合が絶妙で。
そして何より歌詞が素晴らしい。
なんというか、人は宇宙と繋がっているんだなと。そういう広がりを感じる歌詞だと思うのです。
「いつも永遠でいたい 悲しみよりも遠く愛することを」「いつも何故かを知りたい 切なさよりも深く感じることを」

前にも書きましたが、Kohhyの歌詞って難解なんですよね。
「永遠でいる」ってなんだ?と聞かれるとうまく答えられないのですが。
けれども感じることはできる気がするのです。初めて聴いた30年以上前から、そんな風に感じながら聴いています。

いやあ「So Real」、Spotifyに入れて欲しいですなあ。。
このアルバムはKohhyのベスト盤として出されたのですが、全12曲中、アルバム初収録が6曲、過去のアルバムからのアレンジ版が2曲、過去のシングルが4曲と、新作の゙ミニアルバム8曲に過去の人気シングル4曲くっつけたみたいな構成で、ちょっとどっちつかず感が否めません。
このあと、EPIC・ソニーからTDKコアにレーベル移籍をすることになるので、急いで仕上げたのかな、てなことを考えたりもしたものです。
とはいえ、「TONIGHT」や「両手いっぱいのジョニー(So Realバージョン)」といった名曲も入っていて、Kohhyファンには外せないアルバムなのです。

誰かとKohhyについて語り合う機会があるならば、この歌は外せないですね。
「私も!」という人に出会ったことないんですけど(いや、きっとライブ会場にはいる気がしますが、なかなか声をかける勇気は。。汗)
いつかどこかで、心ゆくまで語り合いたいなあ。

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