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小比類巻かほる(Kohhy)を語りたい その13

小比類巻かほる(Kohhy)好きな私が編集したSpotifyプレイリストに沿って、小比類巻かほるの楽曲へ想いを語る、第13回です。
今回は3曲、2度目の紅白で歌ったあの歌も語りたいと思います。

27「ナイト・ウォーカー」(1986年)

アルバム「No Problem」収録。
Kohhyの歌は、夜の街を一人で切り拓いていく、という歌が多いなと思います。
その原型とも言える作品ではないでしょうか。
サビの
「今夜誰のため 生きてるわけじゃない」
がKohhyらしいフレーズたなと。
まだ20歳にならない頃の作詞なんですよね。
20歳前だからこそなのかなとも思いつつ、自身の20歳前には出てこない台詞だなとも。やっぱり凄いなあ。

28「Step by Step」(1994年)

その8で紹介した3部作の1つ。
Kohhyの楽曲の中でも屈指の「爽やかさ」。
なんですが、ラストはアカペラに突入するという。ゴスペル感満載で本当に格好良い。
Kohhyらしいホーン隊の格好良さも味わえる、お得な(?)1枚です。

29「いい子を抱いて眠りなよ」(1989年)

さて、Kohhyが紅白に2回出場していることはあまり知られていないのではないでしょうか。
初回は「Hold On Me」ですが、2回めの出場曲がこの「いい子を抱いて眠りなよ」だったのです。

いやあ、たまげた。
この1989年はEPIC・ソニーからTDKコアに移り、シングルは「DREAMER」のみでした。
「DREAMER」はまずまずヒットしましたし(オリコン9位)、この歌で出場すると思うじゃないですか。
それがアルバム「TIME THE MOTION」からの選曲と。
え、いいの?紅白って基本、その年にヒットしたシングルを歌うものじゃないの?

と、戸惑う気持ちはありましたが、大変変格好良い歌ではあります。好きです。
Bメロで急にスローダウン、と見せかけてのアップテンポ、その勢いのままサビに突入!
こんなにアップ→スロー→アップと切り替わるのは横浜市歌くらいのものです。
バンドのメンバーも演奏していて楽しいだろうなあ、と。

ところで、この歌、最初は「ビートを抱いて眠りなよ」だったという噂を拝見しました。

そうだったのですねー!
まあ「いい子」って何だ?とは思ってましたが。。この経緯であれば納得です。
でも「いい子」の方が好きですけどね。


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