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もし無人島に一本だけカセットテープを持っていけるなら その10
もしも無人島に行くことなって一本だけカセットテープを持っていけるならどんな曲を入れるか?という妄想から始まりました。
ついにA面はラストの曲です。
A-10「ALONE」B'z(1991年)
私はB'zに関してはモロに世代ですが、同世代と比べてB'zに詳しい方ではない、という自覚があります。
同じビーイング系でもWANDSやDEENと比べるとファンの熱量が高く、私がB'zを語るのはおこがましいなとも思うのですが。
ちなみにB'zで一番好きな歌は?と聞かれたら「恋心 (KOI-GOKORO)」と答えます。
そんな私ですが、無人島に持っていくカセットテープのことを考えた時に、この曲は入れねばならんと思ったわけです。
無人島でひとりになった時に聴く歌として、「ALONE」は外せないのではないでしょうか。
孤独と向き合いながら、愛する人を想う歌。これほど無人島に合う歌はないでしょうと。
以前、
「ALONE」もこの法則にフィットしているなと。
Aメロで情景描写をする
「夕焼けの街は激しさを そっと忘れてる」
Bメロで状況説明をする
「新しい暮らしにも 少しは慣れてきたけど」
サビで願望を言う
「いま君に 会いたい」
ヒット曲としてのセオリーを踏みつつ、歌詞が織りなす世界観の美しさもあり。
孤独と向き合いながら、愛する人への溢れる気持ちを隠さない。
今と向き合いながら「時代が回り」永遠さも同時に見据えている。
こんな素晴らしい歌なのですが、ライブではあまり歌われないという話を目にしました。
演奏者としてのいろいろな想いがあるので難しいところですね。
私が熱く語る小比類巻かほるの「両手いっぱいのジョニー」みたいなものでしょうか。と伝わらない例えをしてみるわけですが。
話が逸れましたが、無人島に連れて行くカセットテープのA面のトリにふさわしい歌だと強く思います。