kotowaza(合縁奇縁)
出自粛の暇つぶし。ことわざを「ア行」から順に考えてみるという、地味な一人遊びしてます。「愛、屋烏に及ぶ」に続いて、今回はこちら。「合縁奇縁」
合縁奇縁。さてと、まずは「縁」について考えるところから始めてみよう。「ご縁がありますように!!」なんて言いながらお賽銭箱に5円をいれたことがある。10倍の縁がありますようにと50円をいれたことも。。。さらには100倍狙って500円投入!!ってのはしてない。。我ながらケチだわ~。縁を狙っての500円を、なんならもう5000円!えいや~って投入できてしまう人もきっといるんだろうなー。なんか豪快だわ。。。何人か思い当たる豪快レディーが周りにもいるな。確かに彼女たちは良縁(恋愛的要素に限らず)に恵まれている気がするぞお~!!
「(わたしたち)縁があるよね~」って言われたときに、人はどう感じるだろうか。ニコニコ笑顔で言われたらそれは、ポジティブな印象と思っていいかもしれないけど、含み笑顔でいわれたら・・・こ、こわいっ!良縁に腐れ縁に前世からの縁。前世からとか言われたら、なんかもう断ち切れなさそうなほどの強い繋がりを感じるし、腐れ縁だよな~って言われたら、きっとそれを言った人との距離は近いはず。
女子的には「良縁」に恵まれる=素敵な人=恋愛対象との出会いと考えがちですが、別に恋愛に限らず、良縁というのはあるわけで。この年になるとずいぶんと良縁に恵まれてきたものだと改めて人生に感謝するものでございます。
そして「奇縁」。。奇妙な縁って。。。嫌だな。「私たちって奇妙な縁で結ばれてるわね。。。」って言われたら、もうサスペンスじゃない?どっちかが最終的に崖の上で衝撃告白するパターンのやつ。「最初からこうなる運命だったのよ。。。」とか言っちゃって。合縁は合致してるから、良縁なイメージだけど、奇縁はちょっと微妙な響きな気がするなぁ。
さてさて、「合縁奇縁」本当の意味を見てみよう。
「人と人とがめぐり逢い、また愛し合うようになるのは、これすべて縁によるものである。人と人とのめぐり逢いには縁という不思議な力が働いているということ。」
愛キターーーーーー!前回の「愛、屋鳥に及ぶ」に続き、愛です、愛。愛するようになるのも縁。めぐり逢いには縁という不思議な力が働いている。縁もあれば、運とかタイミングとかもある気がするけど。ぜーんぶひっくるめて「縁」ってことかな。愛に限定しないのであれば、今まで出会ったすべての人と縁があるってわけだね~。これから出会う全ての人とも縁がある。縁。うーん、なんかいいじゃないですか、縁!たくさんの良縁に恵まれたいものです。奇縁もちょっとニマニマする程度のやつなら、楽しいかな。崖の上の告白は避けたい。。。
そんなわけで、次回は。。。「愛多ければ憎しみ至る」。。ってまた愛か~!!!愛あふれる自粛中の一人遊びになりそう。