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ニセコグラベル2024緊急参戦

予定していた王滝が中止になり、そしてニセコグラベルに行く予定だった友人がコロナ欠場で、名義変更可能なことを確認し急遽参加することにした。 初回大会以来の参加

前日にチケットを取るわけだから当然高い、が、ANAのクレカ会員なのでビジネス往復というチケットがあり、変更不可のディスカウントチケットより変更可能なビジネス往復のほうが安い、という不思議な状態であった。ベストなフライトは取れなかったけど、どうせ空くだろ、と思って羽田にいき無事狙いの便の末席を確保、先行しているメンバーのレンタカーで拾ってもらって感謝しかない。


イベント当日

スタート

スタート待ちは少し寒かったので裏地ありのウインドブレーカーで乗り出す。一緒に行ったメンバーがいい人ばかりなのでちょっと煽って前のほうに集まる。レースじゃないとはいえ、スタート直後の混戦では、真ん中より後ろは危ない。上りに入るとスロースタートの上、厚着してる自分はあっという間に若者3人において行かれる。20代30代は元気や。おかげで写真とってもらえた

下りに入るとあれ?あれれ? なんかバイクが曲がらないぞ。 妙なアンダーステアーで怖い。タイヤはX1-Rの40Cでまじめにグラベル乗るのは初めて。
どうもセンターリッドからサイドへのトランジションが個性的でいつもより気持ちバイクを倒さないと曲がらない。いつ滑り出すかわからず少し怖いがレースではないのでマージンとりながら慣れていく。

複数個所あるキャノンデール
グラベルソファー
初回大会に比べてガレてない、良質なグラベルコースが選ばれている


結構深いけどせっかくなので乗車通貨
靴まで濡れるが気温の割にはすぐ乾く。
こんな洗い越しも4か所くらい。
こんな洗い越しも4か所くらい。グラベルもよいけど、ニセコは適度なアップダウンのある舗装路が気持ちいい


見晴らしのよいグラベルはすくないw
基本は森の中

エイドと補給

ニセコグラベルの魅力の一つがエイドだ。ったのだが・・・今回は完全にカロリー不足。 一緒にいた仲間が次々と脱落していく。
幸い自分はジェルの試食会を(一人で)開催していて500-700Kcalほど余計にとっていたので最後まで垂れずに走りきれた。 後半のグラベル区間でミトコンドリアジャージのskmzさんが抜いていったので速攻追いかける。 初代グラベルチャンピオンの走りは見事で、自分にはいっぱいいっぱいの中でも、腕でサインを出してくれて安心して後ろを走れた。 たぶんここが一番高強度だけど、こんな走りが(全域で)できたらいいなと思うような走りでリスペクトしかない。

自転車生まれのオフロード育ち。グラベルやるやつだいたい友達(になりたい)
無事完走、でもタイムオーバーらしいw

刺された!

これは自分だけだけど、走行中、背中に突然痛みがあり、「刺された!」とすぐわかった。直後から激痛なのでハチかと思ったが後ろから見てたメンバーによると「落ちてった」ので毛虫とかかもしれない。 30分後にたどりついたエイドでステロイド軟膏を塗ってもらったが、その後はずっと「休むと痛い」と「ガチで乗ってると大丈夫」な状態のプレイが続いた。
幸い翌日には痛みはなくなったが、ポイズンリムーバーがあればよかった。

旅行として

年下のライダーたちに混ざっての旅は楽しかったし楽だったw緊急参加ということもあり、一応は貢献できるところで頑張ったものの、夕飯のアイデアや買い出しなど行ってくれて楽しかった。手配はもちろん、レンタカーの準備返却や運転など、本当に楽させてもらってありがたい。

有名ピザのテイクアウトとかとてもやる気力がない。


自分は知らなったのだが、ニセコは関東から電車で来れるらしい。 行程としては新幹線3時間+在来線3時間。 飛行機は6時に家を出て14時着だから、時間もほとんど変わらないし、たぶんレンタカー代考えたら安い。選択肢の一つではある。

Tech

さて、ここからはTechnologyネタ。
グラベルイベントは多様なバイクの参加も魅力で、ニセコグラベルも例外はない。 ミドルクラスはeBikeの参戦も多く、eBikeは空輸が大変なのでたぶんレンタルなんだろう。アシストありの60kmはちょうどよい距離かもしれない。Cervelo Asperoが異様に多かったのは、やはり裕福層イベントかもしれないw俺も欲しいよw チェーン落ち治してあげた方、飽きたらそのアスペロ3年ぐらいかしてくださいw

伝説のシルバー GRXを京都EBSさんでくみ上げたこちらのバイクが目を引いた。

キャリアやハブダイナモ&ライトがついていて怖くて値段は聞けなかったw

Giant Revolt 2024

ジャイアントの製品担当の方から新型Revoltの説明をしてもらった。自分も注目していたフレームでこのフレーム30万円は相当安い。コラムも普通のオーバーサイズ(1-1/8)だ。試乗できなかったことが悔やまれる。カタログやリリースに乗ってないこともたくさん教えていただいてこれは買っとかないといけないかもしれない(なお予算)

Red E1

水平ピストン直押で劇的に引きが改善してるんじゃないか?と思っていたRed E1レバーに触れた。予想通りGRX8xxを上回る引きの軽さでついにSRAMのネガ消えたーと脳汁出た。(なお予算)

Laufサスペンション

大昔から興味を持っていたLaufサスペンション。ダンピング無いからどうなの?と思っていたが、プログレッシブな特性がだいぶ効いていて、まるでファットバイクのような乗りごごちと、軽量でよく転がるタイヤに脳がバグる。ロックアウトなしのMTBでも上手に登れるペダリングができればこれはアリなきがするし、一台手元にほしい(なお予算)代理店はないが直販で買えるし、アンバサダー?のプロライダーの方はめっちゃ(ノリも)いい人で名前をうかがわなかったことが残念 skmzさんに伺いました。竹下佳映さんですね。https://www.cyclowired.jp/media/370939

スラムワイドクランクのみ、ということでたぶんシマノビルドは難しいかな

より詳しい情報はskmzさんがyoutubeでまとめています。

まとめ

数年ぶりにニセコに行って、自転車イベントへの本気度が年々上がっていることを感じた。 まじめにはしってもタイムがギリギリのexLongから、eバイク借りて気軽に参加できるMiddleまで、幅広い窓口で質のよいグラベルを提供していて感謝しかない。けどメロンは食べ放題にしてほしかったw


ニセコグラベルといったらこれ


おにぎりは二個までいけた

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