水中の哲学者たちを読んでみる前に考えたこと
タイトルが水中。
水中は、水の抵抗があるが上下にも自由に動き回れる。
泳法を学び、体得すればすいすい泳げる。
泳ぐときには感覚は水がまとわりつくような感覚もある。
まとわりつく水によって視界は屈折し、そして現実に触れられない。
また水中は、溺れるという危険性も孕んでいる。
思考することはこのようにあるのかもしれない。
水というのは生命に欠かせないものである。(みずから{自ら,水空})
水は不定形で器によって形が自在に変えられる。そして、形を変えられてもその本質は変わらない。
それは氷であっても、もくもくの雲でも。
30ページほど読んでみて。
志人の言ってた未来を懐かしいものにしようじゃないかという言葉と重なる部分があった。
それは、観る人によって変わる伝統文化のような。
同じものをみても、感想はすべてバラバラ。
全米が泣いたとかそういった画一的なものを求めない。
楽しみながらゆっくり読もうと思う。