「玉島だるま」を絵付けしたら、妹の願いがわかりました。
こんにちは!
『美観堂』の久保です。
先日、妹と2人で『玉島だるま』の絵付けをしました!
こちら、『美観堂』のネットショップに販売されている商品なのですが、めちゃくちゃ楽しかった!!!
雨がザーザー降る中でも、お家の中ではワイワイキャッキャ。
終始ハッピーな時間を過ごすことができました。
今日はそのレポートと、絵付け体験を通しての発見をお伝えします。
1.『玉島だるま』とは
西日本唯一のだるま生産地「倉敷市玉島地区」で作られている”だるま”のこと。
玉島でだるまがつくられるようになったのは戦後のことですが、今も郷土玩具として。
また、幸せを招く縁起物として親しまれています。
『玉島だるま』の特徴は2つ。
1つ目は、両目が入っていないこと。
これは願い事をするときに片目を入れ、願いが叶ったらもう一つを入れて成就を喜び合うため。
そして2つ目は、「転んでも起き上がる」不屈の精神。
たとえ指で押しても、
コロンコロン.....
転ぶと見せかけて、ピシッ!
決して転び切ることのない、強い気持ちを持った「だるま」です。
2.さあ、絵付けを始めよう!
今回は、お顔も体もまっしろな、色なしの『玉島だるま』を選びました。
お尻に「開運招福」とあるのが、なんだか嬉しい。
絵の具を用意して、妹と2人、思い思いに描いていきますよー!
塗り方に、決まりはありません。
「どんな風に色を塗るかは本当に自由。転んでも起き上がればそれはみんなだるまですよ!」と玉島の職人さんもおっしゃいます。
私は、モチーフとなるものを決め、水色で塗り塗り。
ここで突然ですが、皆さんもモチーフを予想してみましょう!
ただ読んでいるだけではつまらなくなってきているかもなので、ぜひ。
ヒントは「最近よく見かける妖怪」です。
水色を全体に塗ったら、銀色の絵の具をにゅるり。
鱗マークを描いていきます。
描き終えたら、次はピンク!
妖艶な髪の毛を1本1本ていねいに...!
最後に、コバルトブルーの青で、願いを込めながら目を入れる...!
できました!名付けて「アマビエだるま」です。
実は私、コロナウイルスのため、結婚式のパーティを無期限延期しました。
早く状況が落ち着きますように、そして大切な人たちとパーティを開催できる日が来ますように、との思いを込めています。
3.5歳年下の妹の願いとは...
妹が絵付けした『玉島だるま』がこちら。
打ち合わせなしで同じ青を選ぶあたり、さすが姉妹といったところでしょうか。笑
「何の願いを込めたの?」と聞くと、少し照れながらこんな答えが。
「あーちゃんと、もう一度ハワイに行けますように!」
あーちゃんとは、私たちの祖母のニックネーム。
今年85歳になるとてもパワフルなグランドマザーなのですが、最近の口癖が「死ぬまでにもう一回、ハワイに行きたいわ〜!」でして。
昨年のハワイ、とても楽しかったもんね。
私にとっても、妹にとっても大好きなおばあちゃん。
今はコロナで叶えてあげられませんが、状況が落ち着いたら連れて行ってあげたいと思う彼女の心が、嬉しかったです。
普段はおちゃらけている姉妹ですが、お互いの心の内を知る、いい時間となりました。
4.【ご提案】オススメの楽しみ方
◆家族でわいわい絵付け体験
「あ、その色を使うの!?」「この色合い、どうやって出したの?」など、楽しい会話とともに、思い出に残る時間となりそう。
◆カップルの仲を深めるきっかけに
色使い、模様、塗り方など、パートナーの新しい一面が見えるかも。
緊張感が漂う付き合いたてのカップルさんも、これなら話題に困りません。
◆お孫さんからおじいちゃんおばあちゃんへ
大好きなお孫さんが絵付けしてくれた、だるまさん。
おじいちゃんとおばあちゃんが喜ぶこと、間違いなしです。
いかがでしたでしょうか。
梅雨のおうち時間を楽しくさせてくれる『玉島だるま』。
『美観堂』では色ありと色なしの2バージョンをご用意しています。
ぜひ、大切な人との距離を縮めながら、楽しい時間を過ごしてくださいね。
(おまけ)本日の王子さん
新しいお友達ができた王子さん。
君の願いは、ジャーキーをお腹いっぱい食べることかな。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
以上、久保でした!
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