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幸せとは何かを考えた人形アニメーション

こんばんは
やっと今年初の投稿です

年末に人形アニメーションのDVDを借りてきて
見る機会がありまして
今まで存じ上げなかったのですが
日本を代表するアニメーション作家と呼ばれる
岡本忠成氏の代表作でもある
『おこんじょうるり』というお話を鑑賞しました

なかなか大人になってからは
日本昔話的なお話を見る機会は無く
子供の頃毎週土曜の夜に良質な日本昔話の
アニメーションを見れた私たちの世代は
とっても幸せな年代だったような
気がします
忘れられない市原悦子さんと常田富士男さん
の情感あふれるナレーションと登場人物のセリフ
まだはっきりと思い出せますよね?
大きくなった昔の子供たちの皆様

この『おこんじょうるり』の主人公は
心寂しい老婆と小狐なのですが
初めはお互いに利害関係があって結びつくって
いう感じもするのですが
だんだんとお互いを大切な存在に思い
相手のためにできることを と
がんばらなきゃ!的になっていきます

ストーリーはここまでにしておきましょう

DVDも出ているし 4年ほど前には劇場で
人形アニメーション特集で上映もされたようです
大人にも子供にも疲れている人にも
なんだかいいことなくってさー
みたいな人にも見てほしいです

ネットにあがっている解説の文章には

『世代を超えた多くの観客を感涙させた作品
大藤信郎賞を受賞の他キネマ旬報
ベストテン第一位など多くの賞を受賞した
傑作人形アニメ』
と書いてあります

公開されたのは1982年で
こんなに大人になるまで巡り会えなかったんだな
って思いますが
大人になってるからこそしみじみ考えました

貧しい暮らしの中で支えあう一人と一匹
でも間違いなくそこには
幸せがあるように思えます

誰かを大切に思えること
誰かに大切に思ってもらえること

何でも手に入るより
苦労なく暮らすより
ずっとずっと心が満たされることですよね

26分の人形アニメーションを見て
涙がつーつーと流れました

いったん休憩して心を洗いたい方
ネットで探して見てください

あと子供や
若い世代にもみて欲しいです

名詞で言えば『利他心』
これが温かい世界を作っていく
キーワードですよね!





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