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美術館に行く時のおすすめ持ち物リスト

今回は美術館に行く際の準備の部分について、お役立ち情報をまとめてみました!

美術館にまだ行ったことない人や、普段からよく行く人にもきっと役に立つ内容になっているので、ぜひ最後まで読んでほしいです!

1.まずは服装から

美術館にドレスコードがあるわけではないので、この格好をしないと恥ずかしいとか、そういうことはありません。だから思う存分自分好みのおしゃれをして行きましょう。

ただ、美術館は作品保護のために予想以上に気温が低く設定されています。
夏場は外との気温差が激しく、薄着だと寒さすら感じるくらいです。
なので、ストールや羽織れるパーカーなどをバッグに忍ばせておくと、過ごしやすさが全然違うと思います。

それから足下は疲れにくい歩きやすい靴を選びましょう。
ゴム底のスニーカーが1番いいと思います!

展覧会は大きいものだと観るのに、だいたい2時間くらいかかります。
(自分はじっくり派だから、もっとかかることもしばしばw)
そして後半に目玉の作品や、展覧会の山場が来ることが多いですが、それまでに足が疲れたり、痛くなったら勿体ないです。
筆者は男性なのでヒールを履いたことがないけれど、ヒールのついた靴を履いて作品を観て回るのは相当キツイと思う。。

2.荷物は最小限に!100円玉を用意して!

当たり前の話だけど、開放的に観たほうが観ることに集中できるし、他の人の邪魔にもなりません。
たまにゴロゴロとスーツケースを転がしながら観ている人がいるけれど、絶対邪魔だと思います。よっぽどのスーツケース好きでない限りおすすめしません。

楽しく見るために荷物は最小限に!!

別の用事で荷物があるとか、買ったグッズを入れておくバッグがほしい場合は、設置されているコインロッカーを使おう。
100円を入れる必要があるけれど、大抵の場合戻ってくるようになっています。
ロッカーに預ける面倒臭さと、荷物がわずらわしい鑑賞体験を比べるなら、前者を選んだ方がいいかと^ ^

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↑写真は東京都現代美術館内のコインロッカー
100円入れても返ってくる。

他の美術館もほとんどこのシステムであることが多いけれど、心配な人は行く前に確認することをおすすめします。

3.バッグに入れるもの

さて!荷物は最小限と書いたけれど、具体的にどんなものを用意したらいいのか気になる人のために、持ち物の例をまとめてみました!

まず、館内で使いたいアイテムは、肩掛けの小さなショルダーバックか、ポケットの付いた服に入れよう。両手が空いている方が、単眼鏡も使いやすいし、スケッチもできるし、何より気持ちがいいです。

自分の場合は、これくらいの小さいサイズのショルダーバッグを使っています。

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そしてバックの中身はこちら

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【バッグの中身】
チケット、メモ帳(スケッチブック)スマホ 、単眼鏡、目薬、メガネ、
100円玉(ロッカー用)、財布(現金対策)

ペンや、シャーペンは厳禁!!
作品がインクで汚れたり、小さな芯が紛れたりする可能性があるから!

でもメモやスケッチをしたいという場合のために、たいていの美術館は受付などで鉛筆の貸し出しをしているので、そこで借りよう。

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こういうやつとか、普通の鉛筆を貸してくれる。(これなんていうんだっけ?)

4.単眼鏡はあった方が数倍楽しくなる

上の持ち物の中に「単眼鏡」というあまり見慣れないアイテムを紹介していますが、これは簡単にいうと、鑑賞用の虫眼鏡みたいなものです。
これはなくても全然問題はないんだけれど、あると作品鑑賞がより楽しくなること間違いなしだから、少し紹介したいと思います!
いや!そんなものには頼らない!自分の目で見るのがいいんだ!と、筆者にも裸眼のみにこだわっていた時期がありました!

だが!しかし!一度使ってみると、もう!すごい!!!

絶対おすすめします!

単眼機を使うメリットや、種類の違いをまとめてみましたので、参考にしてみてください。↓

メリットその1
作品から離れていても、細かいところまで見ることができる!

特に日本美術系の展示に多いのですが、保護のために作品が分厚いガラスの壁に囲まれている場合があります。しかもなるべく近づいて見ようとすると、鼻息がかかって、ガラスが曇ってしまって見えない & 恥ずかしい思いをしたことがある人も多いのでは?(あれ?自分だけ?w)
出来ればもっと近くで観たいもどかしい感じがあるけれど、単眼鏡があれば間近で観ている感覚で、細かい部分まで作品を堪能できます。

メリットその2
普段とは違う楽しみ方ができる!

普段は見えていないものが見えたり、丸くトリミングすることで違った楽しみ方をできたり、作品鑑賞が格段に楽しくなります!
肉眼では捉えきれない細かなタッチや色の重なりが見えたり、部分で切り取って見ることで、全体で見るのとは違うイメージも楽しめるはずです。

単眼鏡の種類について

筆者が使っているのはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

単眼鏡の価格はピンキリだけれど、あえておすすめするならばこの2種類のメーカーを推します!
メーカー比較レポートはこちらがわかりやすいのでどうぞ

徹底比較!単眼鏡はケンコー?ビクセン?両方使った美術館オタクのおすすめ


単眼鏡は4倍と6倍のものがあるけど、倍率の違いについては簡単に説明したい。

倍率が大きいとどうなるか

メリット
○4倍より細かいところを見ることができる。
○館内が混んでいたり、作品保護のためにケースに入っていたりして、作品になかなか近づけない所でも、ちゃんと細部まで見れる!

デメリット
○倍率低めのものよりも暗くなりやすい(と言っても大差ない)
○ピントを合わせたり、対象物を枠内に捉えたりするのが少しだけ難しくなる。(すぐ慣れる)
○あと、倍率が大きいと本体サイズ(長さ)も大きい
6倍 → 7.5cm
4倍 → 6.3cm
これは好み分かれそう。

結論。
自分の鑑賞スタイルに合わせて選ぶと良いです。(そりゃそうだ)

筆者の場合は、
日本画を見に行く時はガラス越しで遠くなりがちなので6倍
洋画は比較的近寄りやすいので4倍
という使い分けをしています!

そして

使いやすさ(ピントの合わせやすさ)
素材の感じ(ハードでカッチリした感じ)
コスパ(ビクセンの方が少し安い)

から総合的にビクセンの方がいいような気がしています。

(2022年4月追記:1年前は6,000円台だったビクセンですが、今や10,000円に迫るほど値段が上がっていますね…インフレおそろしい…これならば性能もよくて安いkenkoの方がいいですね。)

5.まとめ

後半は単眼鏡レポになってしまったので、話を戻してまとめます!

美術館に行くときの
おすすめ服装

○薄手の羽織りもの(ストールやパーカーなど)を持って行こう
○靴は歩きやすさ重視で選ぼう!
おすすめ持ち物
○チケット
○チケットケース
○メモ帳
○スマホ
○単眼鏡
○目薬
○メガネ
○100円玉
○財布(現金対策)

です!

今回の内容はこんな感じで!ここまで読んでくれたあなたに、感謝を込めて。

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