フランス滞在日記3
パリ滞在のあとは、ニースに移動しました。
今回は寝台列車に乗ってみました。
ヨーロッパでは環境問題の点から飛行機やバスで移動するよりも鉄道を利用する方が良いという風潮が広まっているらしく
廃線になっていた夜行列車も復活しているということです。
鉄道会社のサイトからチケットを予約しました。TGV(フランスの新幹線)は早めに予約すればするほど安く購入できます。
ただ一部の日本のカードが使えないようです。調べると楽天Edyとかポイント機能がついてるものは使えないみたい・・。
何もそういう機能が付いていないカードで予約できました。
パリを21時20分に出発し、9時にはニースに着いていました。
寝心地は意外と良くてぐっすり寝れたような。
着いた時、何もアナウンスがなく、
フランス人のおじさんに『ここはニースか』と聞かれて『多分・・』と答えましたが。。
それは私が聞きたかったよ笑!
今回もAirbnbでお部屋を予約しました。若いスペイン人のご夫婦。
アパートの前で待っていたら、キックボードに乗った奥さんが颯爽と現れました。
ザ・南仏という感じのものすごく明るいご夫婦で、毎日がとても面白かったです笑
お部屋の感じも、建物も人も全然パリとは違うなと思いました。
やっぱり街並みが変わると人も変わる。同じフランスでも全然違うんだなと。
あと天気。
パリは曇りが多かったけど、ニースはずっと晴れていました。
あっ、でもパリもこの時期にしては晴れの日が多かったんじゃないかな。
物価に関しては、リゾート地ということでパリとそんなに変わらないです。
長期滞在なのでそんなに贅沢できないですが、
外国のスーパーがとても好きで、満足できているので良いかと思っています。
南フランスは、芸術家ゆかりの地が多く存在し
明るい太陽や自然を求め、晩年は拠点をこちらに移し制作活動に励んだそうです。
多くの有名な作品が、この地で生まれました。
ニースには5日間滞在しましたが
たくさん観光地に出かけるというよりは、海を見ながらぼーっとしたり
散歩したりするような時間が多く、割とまったり過ごしました。贅沢な時間。
その中でこういうことを今後やっていきたいなとか
そういえば昔こういう出来事があったなぁとか
こういう物に出会いたい
みたいなことが沢山思い浮かびまして、、
インスピレーションを受け取ったのかわわからないけど笑
ルノワールが晩年を過ごした
ニース近郊の街、カーニュシュルメールまで行きました。
ルノワールが晩年、リウマチを患い痛い思いをしながらも、優しい色彩の絵が描けたのは、この土地の美しい景色、自然が手助けしてくれたのではないかと思います。