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年間300冊のペースで多読する|『勝間式 金持ちになる読書法』
今回は勝間和代さんの『勝間式 金持ちになる読書法』から、実践したいポイントを紹介します。
自分がお金持ちになれたのは読書のおかげだと言う勝間さん。
本書は、お金持ちになるためには、どんな本を、どのように読めばよいのか、ご自身の経験をもとにした効果的な読書法を教えてくれる一冊です。
紙版の巻末には袋とじで、勝間さんが選書した「お金持ちになるための最強本15選」が紹介されています。(紙版のみ。Kindel版にはないので注意)
このブックリストが得られるだけで、1,200円+税を投資する価値はあるでしょう。
本文の内容は、多読・速読・フォトリーディングの勧めなど、他の読書本でも目にする教えが多いですが、実際に結果を出されれている方の言葉として受け取ると説得力があります。
また「お金持ちになるには年間300〜1000冊読まなければならない」など、具体的な数字を示してくれているため、実践してみようという意欲が湧きます。
結論だけ言えば、
「お金持ちになるため」と目標を掲げて、
年間300〜1000冊のペースで「多読」すれば、無意識下に「お金持ちになるために必要な思考様式、行動様式」が身につくから、
結果としてお金持ちになる
という話です。
「読書の目的」を決める
まず重要なのが、「お金持ちになる」という目的を持って読書をするという点。
私はこれまで、興味のあるタイトルや著者の本、その時の仕事の悩みを解決するアイデアが得られそうな本を手当たり次第に読んできました。
その際、「お金持ちになるため」という目的意識は一切なく、「仕事や実生活に生かすため」程度の考えしかなかったんですね。
勝間さんは、「お金持ちになるという明確な目的のもとに読書をしていない人は、どれだけ本を読んでも決してお金持ちにはなれない」と言います。
あぁ、だからお金持ちになれてないのか…笑
「お金持ちになるためには、どのような思考様式・行動様式を身につければよいか?」という視点で本を読み、学び続けるからこそ、行動や考え方が変わっていきます。その結果として、お金持ちになれる。
「何か仕事の役に立つ情報が見つかれば」という曖昧な目的で読むだけでは、お金持ちになれるはずがなかったのです。
「お金持ちになる」という明確な目的を持ち、そのために本を選び、読書をして学ぶ。この姿勢がまず重要です。
もちろん「お金持ちになる」という目的を持って多読したからといって、誰もがお金持ちになれるとは思いません。そんな甘い話があるはずがないと、疑う人がほとんどでしょう。
なので、私がそれを実践して効果検証してみようと思います。
「お金持ちになる読書」のポイント
お金持ちになるには、「どんな本を」「どれくらい」「どのように」読めばよいのか。
要点は以下の3つにまとめられます。
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