プラス5%の利回りで資産運用する|難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
「実践読書」18冊目は、『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』です。
本書は、経済評論家の山崎元さんが「金融の勉強をしたことがないド素人」向けに書いた30万部突破のベストセラー。
投資に関して「最低限のポイント」だけ学んで、「ほぼベスト」といえる方法をとることで、「プラス5%くらいの利回り」を目指す、というコンセプトの本です。
しかもそれらは「実はプロがやってる運用と大きく変わらない」と山崎先生は言います。
つまり本書に書かれている通りに運用すれば、リスクを抑えつつ、銀行に預けておくよりも高い利回りでお金を増やすことができるというわけです。
ポイントは以下の2つ。
手数料が少ないネットの証券会社を選ぶ。(銀行には近づかない)
リスクが少ない金融商品を選ぶ。(分散投資ができるインデックスファンドがメイン)
「図解・最新」版では、冒頭が漫画からスタート。本編も主人公の「大橋くん」と山崎さんの会話形式で進むので、金融や投資系の話が苦手な私でも楽しく読むことができました。
しかも会話内容のポイントについて、テーマごとにその都度図解でまとめてくれているので、会話形式の本が苦手な方でも必要な知識をしっかりと学ぶことができます。
また証券会社の口座開設や商品購入画面をスクショ付きで紹介されているため、いざ投資をはじめてみようと思ったらすぐに実践できる点も親切です。
プラス5%の利回りを目指す
どのように資産運用をすれば、プラス5%の利回りを実現できるのか。
具体的のやるべきなのは、以下の通りです。
自分の今の貯金から、当面の生活費を除いた上で、絶対に減ってほしくない「安全資産(A)」と、増えるかもしれないし減るかもしれない「リスク運用資産(B)」に分ける。
「リスク運用資産(B)」は平均すると年間5%くらいプラスになるが、最悪1年で1/3減る可能性がある。
SBI証券か楽天証券で口座を開く
NISAに口座を開く
「リスク運用資産」で投資信託の「①上場インデックスファンドTOPIX」と「②ニッセイ外国株式インデックスファンド」を半々ずつ買う。このとき120万円分はNISAの口座を使い、残りや証券会社の普通口座で買う。
お金がたまってきて、追加で投資信託を買うときは、国内と海外のインデックスファンドが資産全体で半々になるように買う。ただし、全体が4:6〜6:4の間に収まっていればいい。
あとはひたすらほったらかしておいておく。
「お金を増やしたかったら、これだけやればいい」と極限まで実行のハードルを下げてくれているので、初心者にはぴったりの一冊と言えます。
意味がわからない方は、ぜひ本書を読んで勉強してみてください。
Kindle Unlimitedを契約している人なら無料で読むことができます。
さて、私の場合、残念ながら現在投資に回せるだけの貯蓄がありません。なのでまずは、資金を作るために、毎月5万円ずつ貯金することから始めようと思います。
50万円貯まったタイミングで、以下を実践します。
NISAに口座を開く
「リスク運用資産」で投資信託の「①上場インデックスファンドTOPIX」と「②ニッセイ外国株式インデックスファンド」を半々ずつ買う。
このとき120万円分はNISAの口座を使い、残りや証券会社の普通口座で買う。
【やってみた結果】
※進捗があり次第、随時更新予定。
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