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本気になれる趣味が人生に彩りを添える…

お金があっても、家族がいても、健康であっても、仕事があっても、第3の居場所というか、フラットな関係で付き合える友人、利害関係がないコミュニティがないと人生は充実しない。特に50歳以上は間違いなくそんなコミュニティがないと人生がつまらないと思う。よっ!社長!さすがですって持ち上げられる人間関係より、◯◯君と呼ばれる地位や名誉や資産額も関係がない友人ができる趣味作ろう。僕は41歳からサーフィンを始めた。きっかけは友達に誘われてやってはみたもののめちゃくちゃ難しくて悔しくて絶対に波に乗ってやろうと意地になって時間はかかったけど、趣味サーフィンですと言っても恥ずかしくないレベルまで10年かかったが波に乗れるようになった。海では名刺交換なんてしない。地位や名誉や役職なんて関係ない。サーフボードとウェットスーツだけの関係が心地よい。ゴルフはどうだろう。僕もゴルフをやった事があるがそこには上下関係というか微妙な気遣いというか仕事の延長線というような空気感があった。それが面倒でやめた。もしかしたら僕のゴルフの楽しみ方が違ったのかもしれないが僕には合わなかった。でもサーフィンは違う。波に乗れたか?乗れなかったか?沖に出て、波に乗り、また沖に出て波に乗る。この繰り返しが楽しくて仕方ないのは何故だろう?海に浸るという事で身体が心が浄化されるのもあるかもしれない。また波という自然の力にちっぽけな自分を感じる。いや、もう売上とか利益とか株価とか為替とかどうでもいいやと感じさせてくれる偉大な海へのリスペクトがサーフィンというものにあるかもしれない。またサーフィンという共通言語で結ばれた1ミリも利害関係が
ない仲間との繋がりが楽しい。もしサーフィンがなかったら僕の人生の充実感は半分にも達したかったと思う。僕はたまたまサーフィンと出会えた。仕事だけの人生はつまらないしょ?いや絶対に僕には無理だ。あの刺激と快感と幸福感をもっとほしい。だから僕はサーフィンを極めたいし、もう一つ、サーフィン以外の趣味も探している。資本主義的な戦いだけを追い求めても人生はつまらない。自分を幸せを与えてくれる物質的な喜びではない自然との対話から生まれ喜びの追求を人生の後半戦は突き詰めて行きたい。

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