「あんな時代もあったよね」が待ち遠しい
こんにちは、こんばんは。
セクシャルマイノリティと恋愛の情報サイト Shano様に、記事を掲載していただきました。(掲載前に編集部の方から加筆修正いただいています)
個人的には前々から話題にしていることです。わたしが学生時代の話、もう7年近く前のことになります。
「7年も前なら、結構前の話では?」と思うところではあるのですが、こういった勘違い自体はまだよく聞きます。とくにこれくらいの、定年を超えたあたりの年代の方から。
具体的になにが勘違いなのでしょう。
男らしさと同性愛は別問題である、ということです。男性の同性愛者だからといって、女性らしいというわけではありません。
ここには「男性を愛するのだから女性らしい」という思い込みがあります。そして「女性らしい男性は同性愛者」という誤解も生みかねません。
そして「男性らしい」っていうのは、本当に「らしい」ほうがいいものなんでしょうか。そうではないと思います。
もちろん。こういうことを考える人は徐々に減ってきていると思います。でも、まだまだこう思いがちな人もいるのではないかと。
この件でわたしが言いたいのは「教師が変なことを言って!今も怒っているんだぞ!」 ということではないのです。先生が辞められた今、先生本人に怒っても仕方ないですから。そしてこれも先生が悪いのではなく、たまたま先生も持った偏見に気づく機会がなかっただけです。
昔はハラスメントだろう、女性軽視だろう、という表現があふれていたけれど、いまはそれがなくなった。そんなふうにセクシャルマイノリティに対する誤解や偏見も、いつか「こういう時代もあったね~~」なんて話せるような、そんな時代なってほしいなと思います。
いつかが、なるべくはやく来るといいなあ。おやすみなさい。