自分と自分を比べる #自分への取材手帳
手帳に書いて、見返して。前の自分と比べて、今の自分を知る。
…なんて、先週書いたのですが、客観的に自分を見るのって本当に難しいです。
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図解 うまくなる技術 という本を読みました。
うまくなるためには練習をする。練習を続けるためには、楽しめるように自分を誘導する。練習が楽しくなくなる考えをやめて、具体的にどう改善させるのか、気持ちをどう変えていくか…。
脳と心の特徴を踏まえて、上達するための方法が書かれています。
そう、楽しくやることってとても大事、なんですよね。
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なにか上手になりたいと思ったとき、誰かと比べて、焦ることが多いです。
音楽は主観的な価値観で聴く物なので、横並びに並べて比べるイベントがときどきあります。コンクールとか、オーディションとか、入試とか。誰かと比べているとき、正直楽しくないです。
たしかにうまい人は圧倒的にうまいです、大好きな人が勝ち上がっていくのをたくさん見てきました。勝ち上がれなかった大好きな人もまた、たくさんいました。わたしもまた、あれこれ負けてきました。
公の場で結果を残すことだけが絶対的なものではないのに、まるで選ばれた人だけに価値があるように感じてしまう。どれほどこれに、振り回されてきたことでしょうか。
でも、そう、もしも成長することが目的なら、比べる対象は誰かではなくて、自分です。誰かの今と自分の今ではなく、昨日の自分と今日の自分を比べる。今日の頑張りと明日の頑張りのために、降り返るものなのです。これ、忘れがちですよね。
本当にいろいろな方が、ログを毎日取る事を勧めています。だって、自分のことを客観的に見るのってほぼ不可能です。昨日の自分のログと、今日の自分のログを比べることしか、できないです。
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色々なこと、焦ります。でも焦ったって仕方ないのです。もっともっと、楽しんでいきたいです。
料理が下手なのが恥ずかしくて嫌でした。でも記録を取って公開し始めたら、恥ずかしがるようなものではなかったとわかりました。女の子なのに、もう成人しているのに、自炊しているはずなのに、料理下手なんて…!!!とか、誰かと自分を比べて焦ったって仕方ないのです。
楽しんでいきましょ。