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「化け」のデビューのきっかけ
いきなり余談ですが、幼少期からねぷたが好きだったのは前回も言いました。毎年、市立博物館で開催する『ねぷた絵展』も必ず行くほどでした。
故・竹森節堂の「八重垣姫」のテレフォンカードを強請った位です(笑)
さて、本題に入りましょう。「化け」のデビューのきっかけは2015年の夜間運行の最終日でした。
最後になると周囲のテンションはMAX
皆、思い思いの格好をします。
しかし、その格好は有名なアニメキャラの着ぐるみなどで、着物・白塗りの人は見かけませんでした。
この時、私は内心で「こんな美しい絵があるのに何故、誰もやらないんだ」と呟きました。
私はこの日、「美しい絵を見て育ったのだから、できなくない。いや、できる」と決心して来年へ祭りに切替ました。
先ずは、簡単な物から始めました。巫女に化けた女狐でした。化粧も今より簡易的でした。
これで2016年の夜間運行の最終日にこぎ着けることができました。
見事成功!!…思いきや、私の完ぺき主義が発動されました。
翌年の2017年はお面を狐耳に変え、再び出陣。
そして2018年に新たなインスピレーションを得る事になります。
それが、『牡丹灯籠』だったのです。
弘前行く前に、専門学校の課外授業で見た舞台でした。周りが怖がる中、私はテンションアゲアゲ↑↑でした。
自分は人より和物の怪談やおどろおどろしい物が好きで、それを自分なりに表現できると確信しました。
2018年の最終日は格好をがらりと変えました。
次回へつづく