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トークンと共に舞え!サクヤモンX抗体!

割引あり

黄色デッキ大好きな備品と申します。
国内決勝の予選最終戦配信卓、3勝1敗でトナメ進出がかかった試合
緊張のあまりなぜか先行ドローという醜態を晒してしまいました。

試合後ティーチングアプリでルールの勉強しました

最終戦両敗にしてしまい予選の結果は残念ながら19位でした。
しかし、嬉しいことに配信を見てレシピや使い方が知りたくなったと国内外からお声を頂きました。
今回国内決勝で使用したデッキレシピや基本的な動き方と各カードの紹介をまとめてみました。



サクヤモンデッキとは

プラグイン等のオプションを使いトークンやサクヤモンX抗体の連続アタックで攻めたり、ルインモードで蓋をしながら戦います。
早ければ2ターン目にルインモードに進化できたりします。

今回使用したデッキは、過去に九州のエボカや非公認CSのチーム戦で全勝してきた自信のあるデッキです。

タオモンACEを登場させ、クズハモンを経由してルインモードまで進化する「タオルイン」とは異なり、順当進化を重視したデッキです。
どちらもオプションや留姫でパーツを集め、レベル7が同じルインモードなのですが、動きが違うので別デッキタイプだと思っています。

とはいえ、サクヤモンでもタオモンACEからルインモードまで駆け上がる動きはできたり、タオルインでもサクヤモンやサクヤモンX抗体を採用しトークンで戦ったりするので、一緒にされることもあります。

今回はサクヤモンとクズハモンそれぞれで集計されていましたね

デッキレシピ

今回使用したデッキはこちらになります。

EX8環境までは巫女モードを採用していましたが、BT20環境ではロイヤルナイツへの対抗策としてカオスモン:ヴァロドゥルアームを採用しました。

ヴァロドゥルアーム採用の経緯
国内決勝の練習していた時、ロイヤルナイツのようなDPが高いブロッカーやセキュリティが相手だとアタックしたトークンが消滅しがちでした。
そうなるとサクヤモンX抗体のアクティブにする効果が無駄になり、速度が落ちてしまいどうしたものかと考えてました。
そんな時、でじのげんさんからDMが

カオスモンと向き合う機会をくれて大感謝🙏

ヴァロドゥルアームの情報が公開された時は、ウェヌスモンと合わせて進化時or登場時をメタったり、展開した天使達をジョグレスさせて新たな打点にするみたいな使い方を想像してました。
ちょうどいい機会だったので、DMが来た時にサクヤモンに採用したらどう使えるか考えてみました。

サクヤモンで使うヴァロドゥルアーム

ジョグレス進化しなくても効果全部使えるの助かる
  • 実質0コスト進化
    サクヤモンX抗体まで順当に進化した後、サクヤモンX抗体のアタックした時効果やタオモンの進化時効果でスクランブルを使うと2コストで進化できます。
    進化元にサクヤモンとサクヤモンX抗体の2枚があるので、進化時効果でメモリー+2できます。

  • 苦手な大型ブロッカーへの対処
    2体までなら相手のデジモン/テイマーをレストできるので、ブロッカーを無視できます。

  • 高いDPでのSA+1
    ルインモードを除くとDPラインは12000や9000と決して高くない打点で小突く立ち回りが、DP15000で2チェックと比較的通りやすい打点に。

パーティションやウィザーモンの耐性は使えないものの、苦手部分が克服できて好感触。
上記に加えロイヤルナイツ対策として見た場合

  • 登場時を発揮させず動きを制限
    進化元のオメカモンに怯まずセキュリティを減らしに行けます。
    オメカモン対策はルインモードでも可能です。

  • 登場時以外で効果を発揮するSecデュークやジエスGXのアタック時、オメガXのターン終了時アタック等は防げない
    粛清からの登場で対処されたりする。
    あの手この手で盤面に干渉してくるロイヤルナイツ恐ろしい…

既存のデッキタイプ相手には以前までの構築で困らなかったので、マッチするかわからないロイヤルナイツを考慮して採用するかは悩んでいました。
練習に付き合ってくれたヒナさんからの後押しもあり、採用したレシピで参加しました。
結果としてロイヤルナイツと3回当たり、レナモンやタオモンACEを引けず事故った試合以外は良い感じに活躍をしてくれました。

デッキの動かし方

このデッキやることは簡単です。
サクヤモンで管狐トークンを出した後、サクヤモンX抗体に進化してアタックする。
これを2回やる事です。

手順を踏んでサクヤモンX抗体に進化すると、自身含めて3体場に並びます。
管狐トークン(DP6000ブロッカー)
宇迦之御霊トークン(DP9000速攻)
育成から出したデジモンがサクヤモンX抗体に進化すれば、アクティブになる効果を合わせると3回セキュリティにアタックができます。
すごくシンプルに考えれば6回アタックをすれば勝てるので、2回目を目指します。
管狐トークンも場に残っていれば、次のターンは打点として計算できるのでもう少し楽かもしれません。

しかし、そんなに簡単に勝てるものではないので、要所要所でルインモードでDPマイナスを与えて相手の展開を封じたり、無効化プラグインPで進化時効果を発揮しないよう妨害をしながら勝ちを狙います。

また、他の順当進化のデッキと違い、コストを踏み倒して自由にオプションを使える場面が幾つかあります。
・サクヤモン進化時で1枚
・サクヤモンX抗体の自分のデジモンがアタックした時で1枚
・進化元にタオモンがあればアタック時で1枚(コスト-2で使用可能)
ここでトレーニング、メモブ、スクランブルを使用できた数だけ次のサクヤモンX抗体の準備が楽になります。

コンボデッキの側面が強いデッキですが、超進化プラグインSやサクヤモンの進化時効果でドローできるので回転率は高く、パーツを引き込めます。
セルフLoには気をつけましょう(N敗)

ここまで読んで頂きありがとうございました。
サクヤモンデッキの基礎について伝わりましたでしょうか。
国内決勝は終わりましたが、まだまだ始まったばかりのBT20環境楽しみましょう!


有料部分では以下について記載しています。
・各採用カードについての解説や入れ替え候補のカードの紹介
・現行のデッキ相手への立ち回りで気をつけていること
より深くサクヤモンを使ってみたいと思われた方の参考になれば幸いです。

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