23-24 プレミアリーグ 第32節 マンチェスターU vs リヴァプール

前節は、チェルシーとの死闘の末、勝ちを取れなかったマンU
可哀想な気もしたが、勝ち切るためのボールへの寄せやDFの集中が1歩足りない感じが出ていたように見えた。DFにけが人が多い状況も相当厳しい。チームとしての守備ができていれば…
少し前のFAカップ準々決勝では、延長の末撃破したリヴァプールとの対戦。

リバプールが、多くの時間で優勢に進めていた印象で、特に前半について言えば、今日は3-0くらいになるのか??と思わせる感じだった。マクアリスターは流石の展開力とボール奪取を見せていたし、ブラッドリーは基本的に攻め上がっているんじゃないか、と思うくらいの運動量を見せていた。ルイスディアスも、キレに運動量も非常に多く、3トップの中で1番好調そうに見えた。それらを効果的に支える遠藤の存在感。
とはいえ、連戦の疲れを少し感じさせる雰囲気は、プレスの速度などにも少し見られた。ソボスライ、サラーもチャンスはあったが追加点とはならず、1-0で前半を終えることに。
マンU側で言えば、オナナが再三ファインセーブを見せていたのは大きかった。

しかし、後半は2つのチャンスをモノにしたマンUが試合を面白くした。後半についていえば、マンUのプレスもキレが出てきた。やはりブルーノ・フェルナンデスはいい選手だなぁと改めて思った。同点になった場面も、リバプールCBクアンサのミスを突いたシュートだったとはいえ、パスミスをダイレクトで即座にゴールへ放り込む判断力。さらに守備にも走り回り、フルに走り続けチャンスにも顔を出している場面も多かった。
なんといっても、メイヌーのスーパーゴール。リバプールサイドも、あの向きから打ってくるとは思えていないくらい見事なシュートだった。

2-1としたマンUだったけど、結局PK献上してしまうチェルシー戦の二の舞となる展開に。今季のマンUはこういうシーンが少なくないので、終わりぎわのリードを守るという課題をどうにかすれば、上位進出も見えただけに、もったいない。

この結果、アーセナルが1位となり、勝ち点で並ぶリバプール、その差が1で3位にマンCという三つ巴な終盤となってきた。アーセナルは、今節のリバプール同様アウェーのマンU戦が残っているのがどうなるか。
いよいよ佳境に入ったので、ここからも要注目!

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