4/27 第32節 マンチェスターシティ vs アーセナル

ここが天王山
最近、勝ちきれない試合が続く1位アーセナルに対し、着実に勝ちを重ねてきている2位シティ

試合は開始早々いきなり動いた
ハーランドがポストプレーを見せ、落としたところへ、デ・ブライネ。ドリブルも少ないタッチで速く持っていき、そこからのシュートも見事で、あんな簡単にコースへ決められるものなのか…と驚いた

シティは、守備重視でアーセナルにボールを持たせつつも、ボールを奪えばすぐさまデ・ブライネとハーランドへ届ける形をとっていたように見えた
そして、この2人だけでもアーセナルは十分脅威に感じていたと思う。

デ・ブライネ自身も、守備でも上手くボールをインターセプトしてチャンスへつなげる場面も見られた。ハーランドは、持ち前の強さでのポストプレーが抜群に効いていた。ロングボールがたちまちチャンスを呼び込むこととなるので、アーセナルの守備プランはかなり難しいものとなっていたと思う。普段、コンパクトに10人を並べ、DFラインは高い位置に敷いているアーセナルは、裏のスペースは少し大きくなることもあった。が、そこはCBサリバが素早くケアしていたのだが、負傷による不在がここに影響を与えていたように感じた。

個人的には、シティのGKエデルソンのボールキープにハラハラしていた(それくらいアーセナルも、いつも通り前線からのプレスは効いていたように感じた)けど、あそこで1〜2人引きつけて、DFへボールを出すということが、攻撃において大きい差を生んでいるようなので、現代サッカーならではなのかもしれない
アーセナルもペースを落ち着かせながら、0-1で折り返しそうな前半終わり間際に、ストーンズのゴールで追加点。デ・ブライネのFK、ドンピシャすぎ!

後半開始後、アーセナルも良い形を作っていたが、またもハーランド⇒デ・ブライネのホットラインで3点目

その後は互いに1点ずつ(ここでハーランドも1点取るところがさすが)となったが、シティの3点目でかなり決まったように感じた

アーセナルは、サリバや富安の不在、トーマスの不調は大きい影響を与えていたように感じた。かねてから、スタメンと控えの差を指摘されることもあったが、そのためかは分からないが、アーセナルの選手が心身の疲労が蓄積しているようだった。対するシティは、フォーデンやアルバレスが後半に元気いっぱいで投入されるほどの陣容。資金力の差もあるため、なんとも言えないが、そういった差も感じられた。

僕的MOMは、デ・ブライネ。1点目の鮮やかさ、守備での活躍、FKとあらゆる要素で脅威となり続けた。2アシストのハーランドが次点ってところ。

ここを境に、シティの覇権は濃厚となった。アーセナルに頑張ってほしい気持ちがあっただけに、すこし残念ではあったが、これだけの完成度を見せられてしまえば、仕方ない。

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