MLB ディビジョンシリーズまで終えて

現在、リーグチャンピオンシリーズ真っ只中の始まっているMLBポストシーズン
意外な結果が多く、やはり勝ち上がる難しさを感じた。そんな感想などをつらつら書いていく。

⭐︎AL
ワイルドカードでは、激戦区だった東地区の2チームが去る結果となってしまった。特にレイズは、確かに後半の勢いが前半よりは落ち着いたとはいえシーズン99勝し、ワイルドカード争いでも飛び抜けて1位だっただけに驚いた。
レンジャースも、序盤の勢いから8月、9月と失速し、とうとうアストロズにゲーム差なしで躱されることになってワイルドカード行きとなった。しかし、初戦のモンゴメリ、怪我から帰ってきたイオバルディが素晴らしいピッチングを見せ、2連勝。
ツインズvsブルージェイズは、ツインズが19年ぶりのプレーオフ勝利をもぎとれば、勢いそのままに突破できた。ツインズは、ロイス・ルイスなどに注目も集まったが、やはり百戦練磨、コレアのプレーにとても惹かれた。


https://note.com/bigwestman/n/n661b30a586ab


そんなツインズも、最強軍団アストロズには敵わなかった。それぞれにいい試合をしていたが、先発投手の質、そしてアルバレスやアルトゥーべなどポストシーズンの経験豊富な選手の存在は大きい。

一方レンジャースは、オリオールズをスウィープ。どちらも2年前は100敗していたチームだったのだから驚き。AL東地区の2強を、5連勝でなぎ倒してしまった。やはり先発が好調であることで有利に試合を運べていた。オリオールズはスウィープを喫したのがなんと1年半ぶり。何もこんなタイミングで…。

西地区の両雄の対戦となったALCS、どっちが取るのか。
10/19時点では、ヒューストンでまさかの2連敗したアストロズが盛り返し2-1でレンジャースがリード。
シャーザーが久々の登板となったが、なかなか試合を作られず。ここにきて若手も活躍し始めているアストロズはやはり怖い。

⭐︎NL
熾烈なワイルドカード争いから勝ち上がってきたマーリンズは、同地区のフィリーズに2連敗。そしてワイルドカード2位だったDバックスは、中地区王者のブリュワーズに2連勝となった。

こうして上がってきた2チームが、東西の雄と同地区対決となった。
フィリーズはブレーブスと対戦。最強野手軍団でもあるブレーブスだが、1-1のタイとなった2試合目のアルシアの発言によりハーパーが完全覚醒し、フィラデルフィアで2連勝しフィリーズが勝ち抜けた。

良くも悪くも、メディアやSNSの効果が絶大で、フィラデルフィアのファンが燃え盛ってしまったこともおそらく味方したであろう。

西地区対決のドジャースvsDバックスは、意外すぎる展開で幕開け。あのカーショーが1/3 6失点KOしたのだ。プレーボール早々にセンターがエラーしたことも悲運だったが、それにしてもホームでこの炎上には驚いた。
2.3戦目もドジャースは先発が試合を作れず、結局Dバックスがスウィープ。2年前は110敗していたのに、すごいことだ。

とにかく、ワイルドカード勢がリーグチャンピオンを争うことになった。
10/19時点では、フィリーズが2-0でリード。
アリゾナへ帰ってから、どうなるか。

現時点の予想は、フィリーズが昨年のリベンジを果たすことになるかも?と思っている。アストロズの強かさはすごい。唯一の地区王者として、ここからまくってきそうな気はする。しかし、フィリーズの短期決戦への強さも相当である。今年は是非リベンジを果たし、ハーパーが喜ぶ姿も見てみたいなぁ。



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