残り10試合くらいとなったMLBについて話したい ~AL(アメリカンリーグ編)~

実は、今年もMLB(アメリカのメジャーリーグベースボール)がとてもアツかった

サッカーも最高でサッカーの記事ばっかり書いているけど、大谷が出てなくとも、メジャーはこれからプレーオフが近づいてきて、一番アツい時期となっている

今季は、予想外に躍動しているチームもたくさんあって驚いた
ALから、地区ごとに話したいと思う
(日本時間2023/9/22 18時 時点)

<AL 東地区>
1位のオリオールズが先日プレーオフ進出を決めた。
まさか昨シーズンから勝率5割を越えるとは思っていなかったが、まさかここまでとは。
開幕ダッシュを決めたレイズがそのまま抜け出るかと思いきや、故障者や不運も重なり勢いが落ちたところを、オリオールズが追い抜いていった。
得失点で言えば実はレイズの方が得点も多いし失点も少ない。でも、僅差の試合をものにする勝負強さが今のオリオールズにはある。
中心にいるのは、スイッチヒッターの捕手、アドリー・ラッチマン
彼が昨シーズンデビューするまでは、100敗を4年に3回(2018、2019、2021)喫する再建中のチームだった。しかし、トッププロスペクトだったラッチマンがデビューした2022年は勝率5割を超え貯金4となった。若手が実り出しているがやはり中心としてキャッチャーの柱がいるってことの影響力を感じさせられた。
一時期5チーム全部がプレーオフ圏内だった時もあったが、レッドソックスやジャッジを失ったヤンキースが離脱していったところにこの地区の戦国ぶりが伺えた(それでも2チームとも5割あたり)
あとは、ブルージェイズが西地区のライバルと残るワイルドカードの2椅子を争うことに。現在は+1Gとリードだが、どうなるか。
残る試合はレイズと7試合、ヤンキースと3試合
レイズ相手に勝って掴み取れば、プレーオフにも勢いがつくかも?

<AL中地区>
首位ツインズ以外は勝率5割を切っている。そのツインズも他地区であれば4位相当の勝率であるということで、他地区よりは全体的に落ち着いてしまっている。
とはいえツインズは、エンジェルスに次いでリーグ2位の本塁打数を叩き出しており、防御率もリーグ平均程度と力はある。
昨シーズンのチャンピオンであるガーディアンズが意外とこけてしまった。
特に攻撃陣が元気がない。ホセラミレスが序盤頑張っていたが、次第に落ち着いてしまった。

<西地区>
地区優勝争いに3チームが0.5G差!!とんでもない状況だ。今季は、サプライズとしてレンジャーズがしばらく首位で走り続けていた。
2021年オフの超大型二遊間補強でシーガーとセミエンを獲得。今季も、デグロムやイオバルディを加えて始まり、厳しいかなぁと予想していたけど、イオバルディの無双の活躍もあり、前半戦は首位を快走。シーガーも途中から復帰し、キャリアハイのバッティングを見せ大活躍。
しかし、イオバルディやデグロムが故障し、シャーザーを夏に獲得したが後半戦は苦戦。マリナーズに首位を明け渡したのち、アストロズが現在は首位に。
アストロズも、かなり苦戦していたが、アルトゥーべが復帰しバーランダーを夏にトレードで獲得し勢いがついてきた。結局、現在は首位。
何故こんなに強いのか!打線もタッカーやブレグマンが支える中、アルトゥーべやヨルダン・アルバレスが復帰していつも通りのバッティングと隙がない。投手陣は例年に比べると若干不安。
そしてそしてマリナーズ。8月に21勝して一気に首位へ。その後9月は少し落ち着いてしまったが、0.5差の2位。
この後、レンジャーズと7戦、アストロズと3戦を残しているマリナーズ。
この結果で、今年の勝敗がかなり決まりそう。

オリオールズやレンジャーズがここまでプレーオフ争いを繰り広げるとは予想がだったし、今もなお4チームが3つの椅子を争う状況。

個人的には、マリナーズが1位でレンジャーズ、ブルージェイズがワイルドカードで通過するとおもろいやろなぁと思いつつ
でも、アストロズは強いからなぁ
経験の差で、アストロズが持って行きそうな雰囲気もある

毎日入れ替わるであろう順位表を、毎日見つめて9月を過ごしたいと思う


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